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増澤信一郎の心模様 石井建築事務所ブログ

2017年07月10日

良寛さんの・うた



 題名通りの良寛さんの歌の本である。


1
    




























● 私(増澤)、感じ入ったことばの数々を覚えるため書き留めつつ、めくるめく良寛さんの心根(こころね)の旅はつづく。

ご存じ良寛和尚の “ うた ” 勝手に読んで勝手に解釈し、それでも良くわかる。
心語りの詞(ことば)の乱舞に酔いしれる。


〇 なにとなく
  心さやぎて いねられず
  あしたは春の
  初めと思えば


〇 この里に
  手まりつきつつ子どもらと
  遊ぶ春日(はるひ)は
  暮れずともよし


〇 水や汲(く)まむ
  薪(たきぎ)や伐(こ)らむ 菜(な)やつまむ
  朝のしぐれの
  降らぬその間(ま)に  


● どのうたも慈愛に満ちて美しい。


〇 さけさけと
  花にあるじをまかせられ
  けふも酒酒
  あすもさけさけ

  あすよりの
  後(のち)のよすがは いさ知らず
  今日の一日(ひとひ)は
  酔いにけらしも

● 咲けを 🍶 と掛け、飲んべい良寛。 放浪の歌人若山牧水が偲ばれる。


〇 草の庵(いほ)に
  足さしのべて小山田(おやまだ)の
  山田のかはづ
  聞くのがたのしさ


〇 如何なるが
  苦しきもの 問(と)ふならば
  人をへだつる心と
  こたへよ


〇 焚(た)くほどは
  風が持てくる
  落葉(おちば)かな

● 落葉焚きに、ちょうど良い分量の落葉を風が運んでくる・・・何の不思議もないのだけれど。

以前に買い求めた、海の見える小高いミカン畑の一画。落葉焚きもするが、毎年冬の始め、枝垂れ桜・柿の葉の落葉と土肥の親戚が運んでくれる藁、それに菜種油の滓と鶏糞を混ぜ水締めして何層か成し、翌春の野菜用の堆肥をつくる。
小さな畑を始めて20年経つのだが、野菜の分量に応じた広さの畑を賄う程度の枯れ葉が得られ、一部は焼き芋用にも使う。多すぎず少なすぎず、丁度良い分量を自家調達の幸せ。


〇 べし:
朝寝すべからず
  大食(たいしょく)すべからず
昼寝を長くすべからず
身に過ぎたることすべからず
怠るべからず
ものをかたことにすべからず
心のものを隠すべからず

● 「 インカの格言 」 を先日のTVで見た。

噓つくな! 盗むな! 怠けるな!

まるで、日本人の道徳規範のようで、世界中同じだなと思った。

〇 植えてみよ
  花のそだたぬ里はなし
  心からこそ
  身は癒(いや)しけれ


◎ 生き死にの            
  界(さかい)はなれて住む身にも       
  さらぬ別れの           
  あるぞかなしき 貞心尼。

  うらを見せ
  おもてを見せて
  散るもみじ   良寛

● ひらひらとアチラを見せたりコチラを見せたり、やがてはおつるわが命。

*良寛は僧という宗教者でありながら、どの宗派にも属さず、経を読むことも座禅を組むことも、説法をすることもありませんでした。 酒に目がなく、食いしん坊で、さみしがり屋で、無類の子ども好きでありました。そして晩年、恋をした。74歳のとき、貞心尼に看取られて、その生涯を終えました。・・・とさ。


◎ 良寛さんの 書 で有名なものがあります 「 天井大風 」 です。
これは私(増澤)が書いたものです。



   2































● 話変わりますが、九段一口坂、オカキ屋 「 さかぐち 」 に寄ったので、ついでに足をのばしてみました。
珍しい夜の靖国神社参拝の写真です。 美しい。



3












 ふと、西行さんの歌が浮かびました

「 なにごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる 」


Posted by masuzawa05 at 05:30│Comments(0)
 
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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