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増澤信一郎の心模様

2016年08月22日

近ごろ思うこと

先日のテレビ番組で、夜のウォーキングと朝で、どちらがエネルギーを使いダイエットに効果的かとの番組があった。以前の私の知識では、夜のウォーキングの方が、寝入る前にその日のエネルギーを使い切るので効果的との認識であったが、過ちであった。

朝の方が効果的とのデータが出ていた。早速、朝に切り替えた。


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● 早朝のウォーキングの道すがら垣間見える、伊東湾。小さく見える手石島の向こうに東京都の伊豆大島が薄くかすんで見える。


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この先丁度道がなくなり、大きな白い岩だらけの 「 御(お)石(いせ)が沢 」 の磯に入る手前に漁師の網干場があり、その脇に漁の安全を願う小さな祠・魚津見神社がある。私、数え年で古希に近づくにつれ、病気や亡くなる友が増え寂しい限りである。ここまで歩いた時には必ず、友の死を悼み、又友の病の快復と自身の長命を祈願して、出雲大社風に 「 ニ礼四拍一礼 」 の御参りを必ずするようにしている。
そのお陰かどうかわからないが、半年前に脳梗塞で倒れ集中治療室にいて半身麻痺で復帰し、今リハビリ施設でトレーニングしている親友(私がそう思っているだけかもしれないが)は車椅子生活ながら顔色も良く、言葉も日常会話できるようになってきた。良かった。


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ところで、伊豆大島を見ていて、東京都知事選挙の候補者でジャーナリストの鳥越さんが、都知事になったら 「 島の消費税を5%にする 」 と言ったとかのネット記事を見て私(増澤)、この人にして、選挙目当てのつまらない、なんと見当外れなくだらないことを口走るのだ! 都知事にそんなことを望んではいない。それなら国政に出ればいい・・・・・なんて思ったりもしていた。・・・・・結果として落選。



 本題に戻って話をすると、

● 事務所の現役の設計士であるみんなは今、建築を知りたがり、建築に入ろうとしている。良く見聞きし、勉強し、それが何なのか判りたいと思っているだろう。

私は今、建築から離れようとしている。忘れたいとさえ思っている。
役職を辞して違う世界を自由な心で見たい、感じたい。そしてそのような旅をしたいと思い始めている。

離れること、忘れることは 反面 「 より深く知ること 」 にもなる。

文学・絵画・音楽・写真・映画鑑賞、そして料理 (しつらえを含めて食べること )。 新たな刺激を求め歩み始めている私にはすべてが新鮮で輝いて見える。

現役時代の状態で自分の仕事を見つめなおし、それを実践しようと思っても、生活を伴う日常では、疑似的な体験をするだけで、力が弱い。それ故に、日々の仕事を客観視することはなかなか厄介なものだとわかっているのだが・・・。

「 創造性 」 という言葉も厄介なものだが、日常の仕事にあっては 「 工夫をこらす 」 そのことでかなりのものがカバーできるような気がする。


○ 横尾忠則さんの本 “ 千夜一夜日記 ” にこんなことが書いてあった:

「 絵は考え過ぎても駄目、考えなさ過ぎるのも駄目、黙して語らず、無心に描くのみ。だけど描く勇気、描かない勇気を見定める観念と観性の両義性が必要 」

   観念=あきらめること。 覚悟。
  観性=心理を観察する心。細かな分別心。
  両義性=一つの言葉あるいは概念が二重の意味を持つという性質。


● 私(増澤)思いますに、その道の経験者にとっては 「 知らない 」 「 わからない 」 と言う事はできない。
日々研鑽、頭の中をアイディアで埋め尽くす。

仕事から離れた今だからこそ仕事の質について拘らなければならない。

世間一般のことや、建築のあらゆる分野に亘って、わからなければ本を読み、良く見聞きし判り経験し、決して忘れず、勉強して理論構築しておくこと。

私自身所員の質問に対して、具体的に図面は描かなくとも、ものの考え方、方向性を具体的に話して聞かせ、納得させられなければならない。・・・と思っている。


Posted by masuzawa05 at 08:50│Comments(0)
 
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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