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増澤信一郎の心模様

2016年07月04日

 つれづれなるままに・その7


1





























○かつて作家の村上龍氏が、自分が英語を学ぶ動機について、「 アメリカ軍による日本への原子爆弾投下による市民の大量殺戮をアメリカ人に対して、正々堂々と英語で文句を言いたい 」 というコメントがあったのを、納得して深く記憶している。


●それを受けて、私(増澤)、常々おかしいと思っていたのだが、百田さんがもっともな事を言っている。

○百田尚樹さんが近著 「 大放言 」 という本の中で 
『 原爆慰霊碑の碑文を書き直せ 』 と “ 炎上覚悟 ” で怒っている。

主語のない不思議な文章;

広島には 「 原爆死没者慰霊碑 」 と呼ばれているものがある( 正式名称「広島平和都市記念碑」)これはアメリカが投下した原爆によって命を奪われた人々を慰霊する目的で作られたものだ
その石碑には、原爆で命を失った方々に向けてこういう文章が彫られている。

「 安らかに眠ってください 過ちは繰返しませぬから 」

昔から言われていることだが、碑文の後半部分は実に奇妙な文章だ。まず主語がないが、それ自体は日本語には珍しいことではない。おそらく主語は 「 われわれ日本人 」 だろう。つまり「 過ちは繰返しませぬから 」 という文章は、普通に読めば、われわれ日本人が広島の犠牲者に謝罪している文章と読める。
なぜ、私たちが謝っているのか?

実はこの文章は、戦後の “ 自虐思想 ” にたっぷりと染まっている。
戦後、日本を七年間にわたって占領した占領軍司令部(GHQ)は、日本人に徹底した自虐思想を植え付けた。これは 「 ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム 」 (WGIP)と呼ばれているもので、簡単に言うと、 「 何もかもお前たちが悪かったんだ 」 という意識を日本人に植え付けたのだ。

⦅ ● 実際、私(増澤)の友人にも 「 日本人はひどかったから当然だ 」 という認識の人がいるのも事実だ。いろんな考えがあってもいいんだが・・・? ⦆

この教育は完全に成功した。一つの思想をわずか七年でここまで見事に蔓延させることができたアメリカの政策はすごいと言わざるを得ない。そのせいで日本人は米軍が犯したおぞましいばかりの戦争犯罪を糾弾することも忘れてしまった。一夜にして10万人を超える一般市民を虐殺した東京大空襲をはじめとする各都市の無差別絨毯爆撃、さらに広島と長崎における原爆投下にも、抗議の声を上げることさえしなくなった。
それどころか、そうした悲劇はすべて 「 暴走した日本の軍隊のせいだ 」 考える思考回路ができ上がってしまった。わかりやすく言えば、 「 日本が戦争さえしなければ、東京大空襲も原爆もなかった。つまり、そうした悲劇を引き起こしたのは、もとはといえば自分たちのせいである 」 という考え方をするようになったのだ。


●私(増澤)思いますに、何をかいわんやである。戦後初めてアメリカの大統領が5月、広島を訪れた。今からでも遅くないから碑文は書き直すべきである。
「 原爆投下が終戦を早め、無駄な血を流さずに済んだ 」 、 「 パールハーバーはどうなんだ 」 パールハーバーは軍港を襲撃したんであって、一般市民を巻き込んではいない。
ことほど左様に、国が違うと考え方が違うというが、そんなのはこじつけだと思う。

●ついでに、村上さんの高尚な動機とは大分違うのだが、私が英語を学んでいるのは将来ハワイでロングステイをするときに、日常会話に困らないようにという、ごくごくささやかでプライベートな理由です。
あえて言わしてもらえば、ボケた頭のショック療法として、知的に恥をかくということでしょうか。


○PPPとは;

倉本さんのエッセイ(富良野風話)を読んでいてふと首をかしげた。TPPは先般可決したが、・・・・・PPP?
ピンピンポックリの略なんだそうだ。即ち前日までピンピンしている。それが突然ポックリと逝く。ほとんど苦しまずにポックリ逝っちゃう、こういう生き方こういう死に方が実は一番幸せなのではないか。ところが近頃は医学が進歩し、延命手段はいくらでもある。煙草を止めて健康になった分、意識はなくても肉体は元気である。
ある老人の話を思い出す。老人は先年妻を亡くした。妻は前日までピンピンしていた。それが突然ばったりと逝った。呆然たる老人は愛する者の遺体にポツリ一言呟いたそうである。
「 うまくやったな 」

●私PPKと記憶していたのだが・・・そう、ピンピンコロリンと!?


Posted by masuzawa05 at 06:00│Comments(0)
 
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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