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増澤信一郎の心模様

2015年06月22日

私の目指す庭畑

 Kitchen Garden (家庭菜園) Gardening(造園、園芸) Vegetable Garden(菜園)

 庭畑と書いた(庭もある小さい畑)。

以前イギリス人先生からキッチンガーデンと聞いていたのだが、今度のシェーンの先生はベジタブルガーデンと言う。
自宅近く、私が今耕している海の見える小高い丘(?)にある川沿いの140坪ほどの土地は、一体何と呼べばいいのだろうかとの思いからだ。
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 元々あった甘夏畑の一画を畑とし、駐車場を(3台分)整備し、水道も引いた。道路より一段(約2M程)高い畑に至る階段の角に、土地を得て直ぐ一本の枝垂れ桜を植えた。20年程前のことである。春に美しい花を咲かす桜は、土地購入直前に交通事故死した父が、生きていれば喜んで毎日庭いじりや畑仕事をしたであろうとの思いからである。
ここに、古希を目前にして10坪ほどの極小な “ 閑居 ” を建て、デザイン事務所とし、散策や・川遊びや・磯や浜での釣りや、野菜作りや、和花の庭をなし、たまにはゴルフや旅をして、晴耕雨読、ゴロゴロ、ウダウダすごしたいと思っている。
風流なことに、台風等の大雨で川内の淀みが流されない年は、脇を流れる烏川は初夏に蛍が舞う。なかなかいいもんで、愉しみにしている。

●或るガーデニングの本の一隅にこんな素敵な文章を見つけた。

◎庭づくりをする人たち;

 人間の行動のなかで、子どもを産むことは別として、庭作りがいちばん楽天的で、希望にあふれたものです。庭づくりをする人は計画的で、少し先のことでもずっと先のことでも、将来を信じ確信している人なのです。インゲン、エンドウマメ、リンゴ、プラム、バラ、ボタン・・・いろいろな植物の種を蒔いたり、植えつけたり、接ぎ木をしたり、ふやしたりするのは、将来に対して積極的な賭けをするということです。これからまだ何週間も、何か月も、何年もあるのだと宣言するようなものです。50年や100年以上もかかる苗木を植える人にいたっては、楽天的なばかりか、次の世代にとっての恩人でもあります。
 いつも戦争のことを考え、それを予想してこわがっている人、人類と地球の終末を思う人、魂がしぼみ、時代の困難や脅威に打ちひしがれている人、希望も慰めもないと思い、新しい夜明けのかすかな光も見ようとしない人。そんな人には、庭づくりをおすすめします。庭づくりをすると、勇敢で大胆に、やさしく冷酷に、きちょうめんででたらめに、おだやかで忍耐強くなることを、順ぐりに覚えていきます。何よりも今日という日を満喫し、明日に希望を持つことを覚えるのです。


● 晴耕雨読という言葉は知っていましたが、畑仕事をする様になって、農業用語でこんな言葉が有るのを知りました。

○五風十雨; 5日に一度風が吹き、10日に一度雨が降ること。転じて、風雨その時を得て、農作上好都合で、天下の太平なこと。

そして、

○予定や目標にとらわれると、
ほかが見えなくなる
ときには、
その日の風まかせにする。

●ここでの作業は私だけの世界、時にはそんな自由度が有っていい。そして畑仕事は身体の健康と魂の自由を保障してくれる。


Posted by masuzawa05 at 06:00│Comments(0)
 
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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