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増澤信一郎の心模様

2015年05月11日

海の見える景色(研修旅行・2) 御宿(おやど) THE・EARTH

 no title







 地平線が丸く見えるような立地に在ります。ここは絶景が何よりのご馳走です。
年に数回見られるTHE・EARTHからの富士山です

●切り立った崖の上にあり、しぶきが直接飛んできます。眼下の海は海女が磯物を採る絶好の漁場(ぎょば)で、それ故に海女の磯笛から“ 磯笛 ” と命名しデザインにかかったのですが、私共の提案した “ 嵐を見る宿 ” の壮大な地球規模のスケール感のイメージが圧倒し、素直な地球、 “ 御宿 THE・EARTH ” となりました。結果的に最適な館名を選んでいただきオーナーには感謝しています。

車寄せの円空は私が一度やってみたかったことで、原生林の中にUFOが舞い降りたような印象的な空間となり、お客様に忘れられない体感を与えているようです。自然林の中に円空がいいのかとの指摘もありますが、違和感はありません。

いろいろな敷地を見て回っていてあきらめかけた頃、この地に出会えました。車も入れないようなこの地にゴム長靴で藪の中を歩いて分け入り、静かな心で磯笛を聞いた時、にわかにいけそうなきがしてきました。
そして此処へのアプローチ、車で峠を越えて見えてくる海の見える雄大な景色の中に佇む、自然と一体になった施設群を見た時、大丈夫だという確信に変わりました。

2014年 World Luxury Hotel Awards 2014を受賞しました。

これでもかと数限りないプランを提出しエスキースし、今があります。


○円空とアプローチ

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○フロント、ラウンジ回り

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○ダイニング

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○夕食

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○坪庭のあしらい

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○屋上からの景色

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○小庭

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○客室

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○朝食

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○海女の磯

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●和の感性 ; 自然環境と人工物・・・それらをいかに馴染ませるか。それが“ 和 ” の極意だと思っています。


言い訳のように聞こえてきますが・・・。

“ 自然の産物である人間が作る建物も、広義には自然物である ” と。

Posted by masuzawa05 at 06:00│Comments(0)
 
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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