2015年04月06日
海の見える景色(研修旅行・1)ばさら邸
詩人のポール・ヴァレリーは 「 湖に浮かべたボートをこぐように、人は過去を向いた姿勢で未来へ入っていく 」と言ったという。
我々の設計の旅も、そのようなもの。 過去を見つめそれを凌駕していく。
● 新規物件は捉えどころの無い中からの発想が勝敗を決する。
かつて、ばさら武士という集団がいたと聞く。思いのままに勝手気ままな行動をとる彼らと、着物姿に革靴、懐にピストルをしのばせる髷を結った坂本竜馬、ロートレックのポスターの黒マントと黒帽子の騎士で赤いマフラーをたなびかせる男のイメージが私の心の中で錯綜していた。
海は近いのだが、雑木林越しのやさしい内海の景観ゆえに、とびっきりインパクトの強い命名となった。ここでは勝手気ままに憩うバサラな滞在を約束したい・・・そんな思いにつながった。
○ フロント回りと玄関棟客室と景色
○ 中庭回り
○ 平屋棟客室
○ 中庭のあしらい
○ 海を臨む貸切風呂
○ ダイニング
○ 貸切風呂
○ 里の離れ
○ 貸切風呂
○ 客室
○ 瞑想ラウンジ
● 営業は順調に推移し、ばさらな旅は続きます、そろそろ次の計画です。
Posted by masuzawa05 at 12:17│Comments(0)