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増澤信一郎の心模様

2015年02月02日

人類はすでに宇宙人である

 今世界で宇宙の見方が激変している。ひとつは、我々が目で見ることができる宇宙はわずか4パーセントにすぎないことがわかったことだ。
 宇宙の大半は目で見えない。22パーセントが見えない物質(ダークマター)。74パーセントがダークエネルギー。どちらもどのような存在形態をしているのか、ということすらわかっていない。
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 我々は、宇宙をひとつの生活の場として利用活用していく時代にすでに入っているわけで、これからの未来を長い長い時間尺で考えた場合、この方向にしか可能性は無い。無為無策でいれば人類全体の確実な死。助かろうと思ったらいまのうちからいろいろな努力を積み重ねていかねばならない。今人類が置かれている基本的な状況はそういうところにある。

「宇宙人になれ」とは、そういう方向で未来を考える人間の一人になれということだ。

いきなり宇宙に行って宇宙で生活しろと言っているわけではない。いわゆる宇宙人はSFの中にしかいない。しかし、よくよく考えれば、我々はずっと昔から宇宙人だったのだ。

 この広大な宇宙の中にポッカリ浮かんだひとつの島のような、地球という惑星の上に我々人類は数百万年前に生まれ、この地球という星をずっと生活の場としてきた。これからも人類はこの地球という星の住人であるという宿命から逃れることはできない。そういう意味で、それを意識していたかどうかは別として、ずっと昔から人類は宇宙人だったのだ。「宇宙人になれ」とは、そういう宿命を意識した人間になれということだったのだ。

● 宇宙の中の地球、地球の中の我々・・・。東北の小学校で行った意欲的な「宇宙授業」の記録。子供たちが宇宙授業を通して、どのように「思考する技術」を身につけたのか。

今の子供たちはパソコン、インターネットを通じ、検索し、調べ上げることにより広範に知識を吸収できる。その知識から知恵を得るのには柔軟な思考力が求められる。

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◎正しく思考する4つの技術:


○ 自分を疑う・・・『無知の知』 『脱・盲信』

常識を疑うことの重要性。「徹底的に自分を疑う必要がある」自分がいかに「無知」であるかを知り、自分が信じている常識や思い込みから脱しなければ、新しい事実を見つけることができない。


○ あれもこれも・・・『並行思考』

「人間が陥りやすい最大の欠陥は、『あれかこれか』が不可欠の選択肢として迫られていない状況であるにもかかわらず、『あれかこれか』のどちらしかない(両方は望めない)と思い込んでしまうことです。正しい思考をするのに不可欠なことは、いかなる場合も二者択一に追い込まれることをできる限り避け、常に第三の道を考えることです。


○ 長期的展望・・・『宇宙的スケール』

最近は数年先も予測がつかない状況が続いているが、だからといって目先のことばかり見ていては発展がない。宇宙のような何千年、何万年といったスケールで考えると、違うものも見えてくる。


○ 科学+社会・・・『科学を見る目』

 これほどまでに科学技術が発展した世の中ではあるが、科学技術を盲信するのではなく、これまでの社会で培ってきたチエをあわせ持つことの重要性。今の時代、科学技術を基盤とした生活があまりにも当たり前になりすぎて、チエもなければ、科学技術を検証する目も失ってしまっている。

● 他にも地球のような惑星があるかもしれないし、もっと豊かでより高度な文明・文化を築いている可能性は大である。おもしろいじゃないか!
● 人間の饒舌と宇宙の沈黙のはざまで、しばし自分を ‘ 無 ’ にしてみるとスッキリとして安らかになる。


Posted by masuzawa05 at 09:23│Comments(0)
 
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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