2012年11月05日
バリ島研修旅行
日本の宿でも、レセプションでいったん受けてから、外部を歩いて客室に至るコテージスタイルの旅館・ホテルが増えてきている。
そんな訳で今回4年ぶりの社員研修旅行はバリ島、内陸部ライステラスの在るウブドのホテル・クプクプバロンと海岸線のブルガリのホテルを研修してまいりました。
おかげさまで今年の春、会社は創立55年を迎えることが出来ましたこと、お引き立ていただいた皆様にこの場をかりまして感謝申し上げます、ありがとうございました。
◎ クプクプバロン
○ 水盤上のダイニング席兼、フォーカスポイント
○ プライベートプール付客室
○ 南仏プロヴァンスのロクシタンのエステと朝のヨーガ会場です
● エステはマッサージの強めを選択したので足のふくらはぎが痛く旅行中閉口しました。
● 初めてのヨーガはもともと体が硬い私にはきつく、一時間二十分が二時間ほどに感じました。普段使っている筋肉と正反対の筋肉を鍛えると、バランスが保てるのは解っていますが・・・・・自分の体って思うようにならないものですね。皆後ろのほうでやっていましたが、どうも体が硬い私の一挙手一頭足を見てほくそ笑んでいたようです。
これを機会にこれからヨーガに挑戦してみようかと思っています。
◎ ブルガリホテル
○ 客室・エントランス
○ エントランスと客室を繋ぐ中間帯にあるオープンエアーのリビング
○ 客室と水周り
○ 海、ダイニング
● 私(増澤)、以前から旅行中に出来るだけ下着は自分で洗って干すようにしています。
ホテルには洗濯の無料サービスが有る場合もありますが、下着程度は他人の手は煩わしたくないと思っていて、以前娘が中学生の時二人でバリ旅行をした時、娘が洗濯しないので、なぜかと聞いてみると、日数分の下着は持ってきているからとの返事でした。数は有っても一応下洗いしたものを持ち帰ったほうが母親にも気分がいいだろう! というようなことをその後言った事がある。靴下・パンツ・シャツ・Tシャツ・ハンカチ程度なんですが・・・。短期滞在ではバスルームでは乾きづらい、燦燦と降り注ぐ南国の太陽に当てたいので、こんな景色になる。陽だまりに目線を隠したちょっとした物干しスペースが欲しいと思っている。
そんな事があってか、娘は最近旅先で洗濯するそうで、友人から不思議がられるそうです・・・・わが家の未来に残すべき良い習慣であろう!?
● 離れの客室が遠くに点在すればするほど、バギーカーでの送迎が日常化し味気ない気がする。他に何か良い移動手段がないものかと思う・・・小型で良いデザインの電気自動車の登場が望まれる。
それと共に急坂道でないかぎり、バギーを使わなくとも、良い景色を見ながら楽しく歩ける外部空間 ( 途中に小粋な東屋などが有り ) の創出が必要であろう。
又、客室のプライバシーが主体になるあまり、 レセプション・ロビー・ライブラリー・様々なレストラン・ショッピング等のパブリックの陣容と楽しさ、個性的なレイアウト、相互のオリジナルな取り合いが省かれているように思えてならない。
( 台湾・台中のホテル “ ラ・ルー ” は玄関アプローチこそ貧弱だが、パブリックの構成等は良く考えてあるし、中華料理は旨い )
華やぎのスペースが有って、やや離れた処に付かず離れずのいい案配で、プライベートな客室が展開している。そんな感じがいい。
適度な客室への距離と、自然景観の提供、心楽しくなるパブリックスペースのレイアウトが大切であろう。そこにおける複合的な空間デザインがそのホテルのグレードとオリジナリティーを評価決定付けるポイントかなと思った。
● 食事について朝食はともかく、夕食のグレードが低いのが気になった。日本のこのクラスの旅館の質・量に比べると見劣りする。和食の影響なのか、ままごとの様なチマチマしたミニ会席風イタリアンやフレンチでは何を食べたのかも忘れてしまう。
野菜・魚・肉、自然な素材を一、二点ダイナミックかつ繊細に調理、提供してほしい。
日本料理は見た目、それぞれにこぢんまりとしているが、味わいはダイナミックである。それゆえにチマチマ感は許されると思っているが、身贔屓か。
厳しい我々の舌に耐え抜き、演出された日本に於ける各国のレストラン料理に慣れた身には物足りない。
又、バリ・エスニック料理にも、もう一工夫ほしい。これが郷土料理だ! だけでは物足りない、郷土料理の枠内でのバリエーションがほしい。
● バリは神々が住む島ではあるが、観光ズレしてしまって、あれでは神も辟易していることだろう。 道路サイドと建物との間のセミプライベート空間をもっときれいにし、そしてその場所に豊富な水の流れと植栽を配する余裕が欲しい。
● バリは俗化され過ぎてしまった・・・なんだろうか・・・日本の先進観光地に見られるある種の退廃ム―ドに通ずるものがある。
● これからはむしろ、ベトナムやミャンマー、タイ、スリランカの方が面白い。
再び日本に目を向けてみると;
● 離れ島が多く、温泉が湧き、山紫水明、豊かな食材と安全とホスピタリティーの有るわが国は世界一の観光適国であると再認識した旅でした。
● 私が所属する国際観光施設協会の季刊誌 「 観光施設 」 10月号・紅葉に佐野桃子さんのこんなインタビュー記事が出ていました。 (マーサさんのホテルを選ぶ基準を紹介しています)
○ マーサ・スチュワートさんの好きなホテル;
きちんとした挨拶で迎えられること
ベルマンが注意深いこと
部屋が清潔であること
窓からの景観が良く、自分で窓を開けることが出来ること
正確で早いルームサービスが受けられること
最上階にプールがあること
案内されて部屋に入ったときにカーテンが全開されていて、広々とした眺めがあること
枕元にミネラルウォーターが無料で供されていること
*( 安全で、清潔、もてなしの心遣いがあり、景観に配慮されている )
● 私(増澤)思いますに、堅苦しくなく、具体的で・的確な選択基準であろう。
そんな訳で今回4年ぶりの社員研修旅行はバリ島、内陸部ライステラスの在るウブドのホテル・クプクプバロンと海岸線のブルガリのホテルを研修してまいりました。
おかげさまで今年の春、会社は創立55年を迎えることが出来ましたこと、お引き立ていただいた皆様にこの場をかりまして感謝申し上げます、ありがとうございました。
◎ クプクプバロン
○ 水盤上のダイニング席兼、フォーカスポイント
○ プライベートプール付客室
○ 南仏プロヴァンスのロクシタンのエステと朝のヨーガ会場です
● エステはマッサージの強めを選択したので足のふくらはぎが痛く旅行中閉口しました。
● 初めてのヨーガはもともと体が硬い私にはきつく、一時間二十分が二時間ほどに感じました。普段使っている筋肉と正反対の筋肉を鍛えると、バランスが保てるのは解っていますが・・・・・自分の体って思うようにならないものですね。皆後ろのほうでやっていましたが、どうも体が硬い私の一挙手一頭足を見てほくそ笑んでいたようです。
これを機会にこれからヨーガに挑戦してみようかと思っています。
◎ ブルガリホテル
○ 客室・エントランス
○ エントランスと客室を繋ぐ中間帯にあるオープンエアーのリビング
○ 客室と水周り
○ 海、ダイニング
● 私(増澤)、以前から旅行中に出来るだけ下着は自分で洗って干すようにしています。
ホテルには洗濯の無料サービスが有る場合もありますが、下着程度は他人の手は煩わしたくないと思っていて、以前娘が中学生の時二人でバリ旅行をした時、娘が洗濯しないので、なぜかと聞いてみると、日数分の下着は持ってきているからとの返事でした。数は有っても一応下洗いしたものを持ち帰ったほうが母親にも気分がいいだろう! というようなことをその後言った事がある。靴下・パンツ・シャツ・Tシャツ・ハンカチ程度なんですが・・・。短期滞在ではバスルームでは乾きづらい、燦燦と降り注ぐ南国の太陽に当てたいので、こんな景色になる。陽だまりに目線を隠したちょっとした物干しスペースが欲しいと思っている。
そんな事があってか、娘は最近旅先で洗濯するそうで、友人から不思議がられるそうです・・・・わが家の未来に残すべき良い習慣であろう!?
● 離れの客室が遠くに点在すればするほど、バギーカーでの送迎が日常化し味気ない気がする。他に何か良い移動手段がないものかと思う・・・小型で良いデザインの電気自動車の登場が望まれる。
それと共に急坂道でないかぎり、バギーを使わなくとも、良い景色を見ながら楽しく歩ける外部空間 ( 途中に小粋な東屋などが有り ) の創出が必要であろう。
又、客室のプライバシーが主体になるあまり、 レセプション・ロビー・ライブラリー・様々なレストラン・ショッピング等のパブリックの陣容と楽しさ、個性的なレイアウト、相互のオリジナルな取り合いが省かれているように思えてならない。
( 台湾・台中のホテル “ ラ・ルー ” は玄関アプローチこそ貧弱だが、パブリックの構成等は良く考えてあるし、中華料理は旨い )
華やぎのスペースが有って、やや離れた処に付かず離れずのいい案配で、プライベートな客室が展開している。そんな感じがいい。
適度な客室への距離と、自然景観の提供、心楽しくなるパブリックスペースのレイアウトが大切であろう。そこにおける複合的な空間デザインがそのホテルのグレードとオリジナリティーを評価決定付けるポイントかなと思った。
● 食事について朝食はともかく、夕食のグレードが低いのが気になった。日本のこのクラスの旅館の質・量に比べると見劣りする。和食の影響なのか、ままごとの様なチマチマしたミニ会席風イタリアンやフレンチでは何を食べたのかも忘れてしまう。
野菜・魚・肉、自然な素材を一、二点ダイナミックかつ繊細に調理、提供してほしい。
日本料理は見た目、それぞれにこぢんまりとしているが、味わいはダイナミックである。それゆえにチマチマ感は許されると思っているが、身贔屓か。
厳しい我々の舌に耐え抜き、演出された日本に於ける各国のレストラン料理に慣れた身には物足りない。
又、バリ・エスニック料理にも、もう一工夫ほしい。これが郷土料理だ! だけでは物足りない、郷土料理の枠内でのバリエーションがほしい。
● バリは神々が住む島ではあるが、観光ズレしてしまって、あれでは神も辟易していることだろう。 道路サイドと建物との間のセミプライベート空間をもっときれいにし、そしてその場所に豊富な水の流れと植栽を配する余裕が欲しい。
● バリは俗化され過ぎてしまった・・・なんだろうか・・・日本の先進観光地に見られるある種の退廃ム―ドに通ずるものがある。
● これからはむしろ、ベトナムやミャンマー、タイ、スリランカの方が面白い。
再び日本に目を向けてみると;
● 離れ島が多く、温泉が湧き、山紫水明、豊かな食材と安全とホスピタリティーの有るわが国は世界一の観光適国であると再認識した旅でした。
● 私が所属する国際観光施設協会の季刊誌 「 観光施設 」 10月号・紅葉に佐野桃子さんのこんなインタビュー記事が出ていました。 (マーサさんのホテルを選ぶ基準を紹介しています)
○ マーサ・スチュワートさんの好きなホテル;
きちんとした挨拶で迎えられること
ベルマンが注意深いこと
部屋が清潔であること
窓からの景観が良く、自分で窓を開けることが出来ること
正確で早いルームサービスが受けられること
最上階にプールがあること
案内されて部屋に入ったときにカーテンが全開されていて、広々とした眺めがあること
枕元にミネラルウォーターが無料で供されていること
*( 安全で、清潔、もてなしの心遣いがあり、景観に配慮されている )
● 私(増澤)思いますに、堅苦しくなく、具体的で・的確な選択基準であろう。
Posted by masuzawa05 at 10:58│Comments(0)