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増澤信一郎の心模様

2012年07月02日

湯めぐりの宿・吉春

◎ “ 改装の醍醐味は 劇的な変化 ” 
そして、合理的サービス動線の整備。 

変化を仕掛けるとき
時に思わぬ副産物に出会います!

“ 天井裏にデザインが隠されていた ”


 先年、ロビーラウンジと玄関アプローチの改装をして、今回は第二弾の改装として大広間をメインダイニングに作り替えました。

第三弾として客室ワンフロアーの改装を続けて工事しています、第四弾は下階フロアーその次は第五弾として木造客室のメゾネット化、第六弾は・・・・・。

旅館は施設そのものが商品ですから、次から次へと出来得る範囲内の資金投資で、華麗な変身を遂げられるよう、お客様の 「  ‘ 宿り ’ の満足 」 にサービス共々応えます。良いサービスは使い易いセンスフルな施設から。
もちろん、大きな効果を期待できる地に足が着いた堅実投資でなければなりません。



◎ こんな大広間を改装しました: 

○ <BEFORE>  外観とインテリア

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○ <AFTER>  天井を壊し、木造と鉄骨の混構造の小屋組みをそのまままの状態で現し、歴史ある建物の骨組みと、高い天井高の空間を今風? に表わし、コストダウンを図りつつ、オンリーワンなうちだけのインテリアのダイニング空間としました。

● 全体の俯瞰: 

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● 現れ出でました、木造と鉄骨の小屋組み:

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● そして、防錆塗装のままのラチス柱:

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● アプローチ部分とデッキテラス

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● 家具もいろいろ、選定も仕事のうちです

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● 我々はいろいろなケースに柔軟に対応し ‘ ONLY ONE ’ を創ります。
美しいだけが全てではない。ウチ ( 宿 ) にとって何が重要であるか、あれやこれやと考え、品格を重んじつつ、さりげなく優しくリピーターを増やす為のデザインを施します。施設も時代の流れに無頓着ではいられない。



だから、 日本の宿は面白い!  デザインは面白い!


Posted by masuzawa05 at 09:29│Comments(0)
 
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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