2011年06月28日
中山道の丁度中間 木曽町
木曾は山の中、清流のほとり
○ これは関所跡の景観です
今年(2011年)の国際観光施設協会、観光交流空間のまちづくり研究会・夏会が木曽福島で開かれました。木曾町長 田中勝巳氏のまちおこしについての考え方を聴くと共に、路地歩きをして、歴史ある日本の田舎を体感するのが目的です。
◎ 「 未来に輝く、いなか 」 自治の花開くまちへ、新たな挑戦:
「 木曾町まちづくり条例 」 五つの特徴
一、 自治法にも、合併特例法にももとづかないまち独自の地域自治組織であること。
二、 まちづくり条例によって、地域自治組織である地域協議会を、将来にわたる町づくりの骨格の一つに位置づけたこと。
三、 計画段階からの公開を含む、徹底した情報公開をかかげたこと。
四、 政策諮問会議の設置による、地域づくり計画など住民の提案権の強化と、町長権限の抑制です。
五、 徹底した住民参加の町づくり。
● 当然といえば当然、普通といえば普通のことなんですね。主権在民ですから。
住民自ら発想・立案・実行する。トップはコーディネーターに徹し、チェックと軌道微修正のみ。これこそ理想的な自治の形ではないでしょうか!
そして、未来に輝く “ いなか ” キャッチフレーズがいい。
○ 宇佐美の自宅を出て車で四時間弱、お昼に着いたので名物の くるまや(街道店)の蕎麦を食べた。田舎蕎麦だが・・・。
○ 宿泊した駅前の 「 山みずき うらら つたや 」 さんです。
国際観光施設協会のメンバーの倉橋さんの改装設計です。
○ つたやさんのロビーでボランティアガイドのおばさんから、まち歩き前のレクチャーを受けているところです。
○ 通りの景色です
○ 朴の葉で包んだお餅です。葉の房をそのまま利用しているところが、柏餅よりは粋で美しい。
○ 日本一広い石庭の有る興禅寺、木曽義仲のお墓があります。
(* 木曽義仲: 源 義仲(みなもと の よしなか)は、平安時代末期の信濃源氏の武将。木曾義仲の名でも知られる。河内源氏の一族、源義賢の次男。源頼朝・義経とは従兄弟にあたる。『平家物語』において「朝日将軍(旭将軍)」と称される。)
○ 山村代官屋敷
○ 町なかの散策です
○ 屋根上看板に見る昔の商人宿の風情、昔はこういう宿があった。
○ つたやさんの水周り
○ 車で、高山のほうに抜ける開田高原まで足を延ばしてみました。
● ウチの東京事務所で手懸けた旅館 「 季の宿・風里 」 が写っています。今回はじめて訪れましたが、本当にのどかな高原で御嶽山がきれいです。
ここには、西部劇に出てくるような日本的な宿があってもいい。ちょっと無骨な木造で・・・私だったらどうデザインするか? 点在する離れをつなぐ回廊・・・庭を歩きながらイメージトレーニング。5月下旬でしたが菜の花が満開でした。黒い土と菜の花はよく似合う。
○ 奈良井宿の町なみです ( ● 私は軒先越しに抜ける空が美しいので、個人的にはくねった坂道のような妻籠・馬籠より、奈良井宿の方が好きです。 ここは、平らかで細長い、緩やかな曲がりまっつぐな道だからでしょうか )
○ 足を延ばしついでに、諏訪大社・上社にお参りをして、いろいろの祈願をしてまいりました。
● 山また山のその先、新緑にポッカリ開けた青空が、ま〜るく見えるのもいいもんだ。
Posted by masuzawa05 at 22:00│Comments(0)