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増澤信一郎の心模様

2010年08月09日

MY辞書より・その4(森羅万象)


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 いつもは、 「 MY辞書 」 に書きためたものからこのブログに載せるのだが、今回は女優の故沢村貞子さんのMY辞書から引用させていただく。

◎ 60歳を過ぎて随筆を書き始めた女優の沢村貞子は、知らない言葉があると、意味を調べてはせっせと手帳に書き留めていた。
ベンチャービジネス ( 知識集約型中小企業 )、アフォリズム ( 金言、定義 ) などなど。カタカナ語が多かった。
 その中に、森羅万象 ( しんらまんぞう ) と記したメモがあった。生前の貞子と親しかった人と一緒に見つめていて、 「 しんらばんしょうだと思っていたのに、まんぞうとも読むと知ってうれしかったんだろう 」 と納得しあった。不思議なのは、わずかな字面らにも彼女の好奇心や覚える喜びがにじんでいることだった。

                  日経・春秋より抜粋。


● 広辞苑に戻って逆引きすると

 森羅万象:( 「 森羅 」 は限りなく並び連なるの意 「 象 」 は有形物の意 )宇宙間に存在する数限りない一切のものごと

 ‘ しんらばんしょう ’ とも ‘ しんらまんぞう ’ とも読むとあるが、


● 私(増澤)、ばんしょうは;物事から派生したすべての事象(こと)であり、まんぞ
うは;すべての物(もの)の元になる物と解したい。故にばんしょうとして読み、意味
合い広く利用されてきたのではないかと思う。

まんぞうから発し→範囲を拡げ、ばんしょうに拡大解釈されていったのだろう。ちな
みに白川静さんの常用字解を見てもこのことの解釈はない。


Posted by masuzawa05 at 08:39│Comments(0)
 
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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