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増澤信一郎の心模様

2008年03月17日

死刑について

 ずっと気にしていたことが有ります。それは 「死刑制度」 です。

朝日の天声人語にこんな文章がありました。

フランスの文豪 ヴィクトル・ユゴーは、 「 死刑台は様々な革命で転覆されていない唯一の建物だ 」 と述べた。
 そのフランスで先ごろ、死刑を禁じる条項が憲法に加えられた。
「 罰することと復讐は違うのです 」 ドビルパン首相が議会で語ると、大きな拍手がわいたそうだ。
 被害者の無念、遺族の悲しみ、世間の怒り、さらに社会正義・・・・・。
それらの先兵として、人に、人を殺せと求める。
 それだけでも、死刑はむごい刑に思われてならない。

SIKEI     

私(増澤)、高校時代授業で 『 目には目を、歯には歯を 』は同態復讐法と教わったと記憶しているのですが、今辞書を引くと、ハムラビ法典に見られ、旧約聖書の出エジプト記にも出ていて、キリストの「 山上の垂訓 」で有名と有りました。‘同害報復’とあります。

 害を与えられたら、それに相応する報復をすることのたとえ。 たしか目を突き刺されたら目を突き刺せ、歯を壊されたら歯を壊せ! と先生に教わりました。

 砂漠の民は、それくらい厳しく律しないと過酷な自然条件の中では生きていくこと、秩序が保てないのだと、何かで識ったことがあります。日本人のように「 恨みを水に流す 」なんて、彼らには考えられないとのこと。
日本の武士の世界にも、かつて仇討ちという合法制度がありました。復讐の思想でしょう。家系の継承と温存でしょうか。


間違いだらけの人間が、 そう、人が人を裁けるのでしょうか。この世から抹殺したい気持ちは分からない訳ではありませんが、犯人を殺しても失われた命は戻らないのですから。 終身刑 ( 絶対出られない、死ぬまで労働を課す ) が妥当と思われます。

死刑制度  私は反対です。


Posted by masuzawa05 at 10:07│Comments(0)
 
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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