2007年10月09日
ニューヨークに行ってきました・その2
美術館巡り・1
◎ かの有名な フランク・ロイド・ライトの作『 グッゲンハイム美術館 』です。
セントラルパークを歩いて往復10キロ程度でしょうか行って来ました。1939年に抽象絵画美術館として創設され、その後印象派のコレクションも加わったとあります。入り口で係員にいきなり呼び止められ、私が怪訝な顔をしていると、Tシャツを指差してなにやら喋っている。よく聞くとANDO アンドーといっているのだ、去年たまたま直島の地中美術館で買った日本の建築家・ANDOのロゴ入りを見て話しかけてきたようなのだ。
外観は補修中で残念でしたが、カタツムリの内部のような大螺旋空間は適度なスロープ度合いでゆっくりと鑑賞できる。学生時代に想像したよりも小さく、ヒューマンスケールで気さくな美術館といえる。空間的に総て螺旋の中に納まらないので、四角の小さな展示室を附帯させているのがちょっと残念。
例えばシドニーのオペラハウスが外観ゆえに内部天井空間もあのようになっていればと思って室内に入ると、そうでなかった失望感に通じるものがある。「 意匠は構造に素直に従う 」の信奉者としては・・・・。
しかしながら、好きなスケール感だ。
◎ メトロポリタン美術館:1870年設立 世界最大級の美術館とあります。
(撮ったのだが、残念ながら内部写真が一枚も写っていませんでした。失礼しました!)
特に私としては、美術・工芸 特に 『 工芸品 』 に目がいってしまいました。そして感じたこと、
アフリカ_エジプト_ヨーロッパ_ギリシャ・ローマ_古代中近東_イスラム_中央アジア_南アジア_東南アジア_中国_朝鮮_日本_アメリカ_メキシコ_南アメリカ
地球儀を指で辿る様に、一連のつながりの中で見る。
共通項としての感想は 『 精緻さ 』 と 『 崇高さ 』
そして、長いスパンで見ると、文化の度合いに大差なく
すべてが ‘イコール’ であるということ。 すなはち、民族・宗教は違っても、人類は一つであること・・・・・かたく言うと そう思います。
全体を一つの流れで見て歩くと それがよく分かる そしてそれぞれがかけがえのない美しさを持つ。 「 世界は一つ、人類みな兄弟 」 なにかのキャッチフレーズのようですが、 そんな風に思えることが唯一の成果でした。
それ故に、近いうちに時間を掛けて又じっくりと見てみたい。
蛇足ですが、 演出家の宮本亜門さんをエントランスホールでお見かけしました。
◎ アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)
:動植物の標本や模型を展示する世界有数の博物館、恐竜の骨格展示は圧巻。
太古の昔から、地球における動植物の営み。
地球という、かけがえの無い 「 水と緑の惑星 」
動植物の営みの連鎖の中で生きる人間と言う生き物
温故知新
人間なんてたいした存在ではない、今あることを大切にしなければ。
と、思いました。
◎ かの有名な フランク・ロイド・ライトの作『 グッゲンハイム美術館 』です。
セントラルパークを歩いて往復10キロ程度でしょうか行って来ました。1939年に抽象絵画美術館として創設され、その後印象派のコレクションも加わったとあります。入り口で係員にいきなり呼び止められ、私が怪訝な顔をしていると、Tシャツを指差してなにやら喋っている。よく聞くとANDO アンドーといっているのだ、去年たまたま直島の地中美術館で買った日本の建築家・ANDOのロゴ入りを見て話しかけてきたようなのだ。
外観は補修中で残念でしたが、カタツムリの内部のような大螺旋空間は適度なスロープ度合いでゆっくりと鑑賞できる。学生時代に想像したよりも小さく、ヒューマンスケールで気さくな美術館といえる。空間的に総て螺旋の中に納まらないので、四角の小さな展示室を附帯させているのがちょっと残念。
例えばシドニーのオペラハウスが外観ゆえに内部天井空間もあのようになっていればと思って室内に入ると、そうでなかった失望感に通じるものがある。「 意匠は構造に素直に従う 」の信奉者としては・・・・。
しかしながら、好きなスケール感だ。
◎ メトロポリタン美術館:1870年設立 世界最大級の美術館とあります。
(撮ったのだが、残念ながら内部写真が一枚も写っていませんでした。失礼しました!)
特に私としては、美術・工芸 特に 『 工芸品 』 に目がいってしまいました。そして感じたこと、
アフリカ_エジプト_ヨーロッパ_ギリシャ・ローマ_古代中近東_イスラム_中央アジア_南アジア_東南アジア_中国_朝鮮_日本_アメリカ_メキシコ_南アメリカ
地球儀を指で辿る様に、一連のつながりの中で見る。
共通項としての感想は 『 精緻さ 』 と 『 崇高さ 』
そして、長いスパンで見ると、文化の度合いに大差なく
すべてが ‘イコール’ であるということ。 すなはち、民族・宗教は違っても、人類は一つであること・・・・・かたく言うと そう思います。
全体を一つの流れで見て歩くと それがよく分かる そしてそれぞれがかけがえのない美しさを持つ。 「 世界は一つ、人類みな兄弟 」 なにかのキャッチフレーズのようですが、 そんな風に思えることが唯一の成果でした。
それ故に、近いうちに時間を掛けて又じっくりと見てみたい。
蛇足ですが、 演出家の宮本亜門さんをエントランスホールでお見かけしました。
◎ アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)
:動植物の標本や模型を展示する世界有数の博物館、恐竜の骨格展示は圧巻。
太古の昔から、地球における動植物の営み。
地球という、かけがえの無い 「 水と緑の惑星 」
動植物の営みの連鎖の中で生きる人間と言う生き物
温故知新
人間なんてたいした存在ではない、今あることを大切にしなければ。
と、思いました。
Posted by masuzawa05 at 17:24│Comments(0)