2006年08月23日
H・Rホテル 京都 に行ってきました
旧パークホテルの内部リニューアルです。景観保存地域か何かでしょうか高さ5階、外装は以前のまま、手を加えられないとの事で、インテリアの改造です。
近くには京都国立博物館・三十三間堂・智積院等有ってなかなかいい所で、京都駅からもタクシーで5分程度、デザインはスーパーポテト・杉本さんの監修です。
和レストラン・東山(TOUZAN)です。入り口に京野菜を飾り、全体の構成は寿司カウンター・テーブル席・オープンカウンター席・個室(床座とイステーブル)の構成で、系列の六本木のホテルよりは石使いは軽快で、木の椅子が軽やか・爽やかです。
これはランチメニューの中の寿司セットで4000円です、デザートに蕨もちが付きます。生ビールを飲んで、税・サービス料込みで5800円でした。小奇麗な料理でそこそこ男の私でもお腹に溜まります。
これはロビー階に在る朝食も摂れるメインダイニング(THE・GRILL)です。ガラス張りのワインセラーやガラスカウンターは透けた綺麗さが命で、ガラス拭きの最中の女の子に「大変ですね」と声を掛けたら 「大変です」と返ってきました。
イタリアンレストラン(TRATTORIA・SETTE)ですが、古材を使ったカウンターや壁面がマッチしています。目の前の国立博物館の特別展の時などは、向こうからこの場所が見えるので混み合うそうです。
スタンダード客室です。3スパンを2室に改造した為窓割り等に多少の無理は有りますが、すっきりとして感じ良く仕上がっていました。
ヘッドボード部分の時代物の裂地のパッチワークは写真より実物の方が良かった。綺麗なものと、木の古材を使ったオブジェ風飾りの対比が美しい(古い建築インテリアの考え方では、同系統の仕上げ材でまとめ上げるのが常道と言われていましたが、今どきは二元対比の面白味を追求するデザインが増えています。敢てそれをねらっている感もあります。古参の建築家からは邪道と言われそうですが)・・・・・。
バスタブは深い和式を採用していました、作家の林望先生も肩まで浸かれる深い浴槽、その事に拘っていました。我々としては良くわかります。
6万円以上のお部屋です。特筆すべきは嵌め殺しガラスは有りますが、ホテルに露天風呂的バスルームの設えです。木の浴槽で露天風は私共の得意中の得意なんですが・・・・・。
お客さんの評判が大変いいそうです。
当然といえば当然ですがね!
立地・施設・人 ヒントごろごろ、よく見つめれば宝の山。
やりたいことが山ほど有る。
良くなることが沢山有る。
Posted by masuzawa05 at 10:25│Comments(0)