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増澤信一郎の心模様

2006年05月08日

M・O ホテルに行ってきました

マンダリン01     
 外資系の最新ホテルはどこもみんな一緒・・・・・と言うと言い過ぎでしょうか。
それは兎も角として、北欧出身の総支配人の拘りのインテリアや小物は徹底していて、多少飾り付けに和と中華がクロスオーバーされていますが、全体としては小気味良い。

 


喫茶・軽食・お酒を軽くいただけるラウンジには、中央に寿司カウンターを意識したオープンなミニキッチンが有り、ネタケースの中にはスペイン風小さなおつまみが、ままごとの様に綺麗に並んでいました。

 空間・人(お客様、支配人、ウエイトレス、コック)・食材・お晴れな気分、が渾然一体となり醸し出す雰囲気は、昂じる程に‘にぎわしく’それこそがホテルの顔であり、コックの白い服装や動きにも絵心を感じました。                         
そんなものをRYOKANでも設えたら愉しいのに・・・・・。

マンダリン02

 





ベッドの手前に有る塗り箱に浴衣とスリッパが入っています。旅館でもやるテクニックですが、柳行李や柿渋塗りの和紙でもいいでしょう。但し止めの鎖はいただけません。そう申し上げました。

マンダリン03
 

 




小坂竜氏デザインのレストランバーのステンレス鏡面ルーバーの壁は泥臭い土壁の荒々しさとステンレス鏡面の対比が美しく、それなりの存在価値は有りますが、空想する頭としては‘写真写り’の方が良かったです。最近のインテリアデザインとしては「そこまでやるのかい」と言いたくなるものが多いい様に見受けられます。必然性の有るデザインなんでしょうか?他に無いものに拘り過ぎて、テーマから逸脱したデザインが多いい様に思います。そう思いませんか(自分自身への反省を込めて)

マンダリン04

 

 




嫌な顔ひとつしないで案内していただいたフロントの女性、去年までJ航空のキャビンアテンダントとのこと、笑顔を絶やさず、こちらの訪問目的を良く理解してのそつない応対には恐れ入りました。(専属かもしれませんが)
 一流ホテルの見学でいつも思うこと;ホスピタリティー、それこそが宿泊産業の命であり、いまこそRYOKANにもなによりも必要で、みがきをかけたいですね。
    

Posted by masuzawa05 at 10:19│Comments(0)
 
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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