2017年11月27日
古稀に想う
私(増澤信一郎)、1947年 ( 昭和22年) 生まれ、資料によると当時(70年前)の平均寿命は50歳だったそうです。
2017年10月に70歳になり、勤続年数47年になりました。生まれた当時の日本人の平均寿命より20年も長く生きた。想えば遠くに来たもんだ!
人生100歳時代が30年後に訪れるという。現在100歳以上は約7万人ですが、その頃は70万人になると言われている。
その先、今から50年後の平均寿命は女性91歳、男性85歳になるという。
これからの時代、75歳を境に第三の人生を生きなさいと言う評論家もいます。・・・もちろん健康あっての事でしょうが。
例えば75歳からの第三の人生をどう生きるか!?
『 一つはお世話になった旅館さんに報いるため、とびっきりな施設作り(ハード面)のアドバイザーをしたいと思っています。時勢に対する確かなチェックを怠らず、世の中の流れや、それなりの勉学 ( 料理やサービスを含めたソフト面 ) に勤しむことが必要で、その為の準備が必要です。これからの宿は ‘ ものからことへ ’ 旅の仕方が変化している現実を踏まえて、宿の形・仕様が変わらざるを得ない現実を突きつけられています 』
そして、私なりのトレーニングをしながら 儲かる “ いい旅の宿 ” が作れそうな気がしてきました。言い方としては甚だ直截な 「 儲かる 」 と言う言葉を使いましたが、商売である限りにおいては “ もうけ ” は大切で、施設の維持管理もそれによりなされます。
設計事務所の仕事もそうですが、今後はフリーの立場で自由な発想の下、地域や自然、宿の在り方を考えるそんな視点が必要であると思っています。
最近読んだ伊集院静さんの本 「 悩むなら、旅に出よ。 」 の中に、作家であり尊敬する、故井上ひさしさんの言葉として、こんなことが書かれていました。
「 難しいことを易しく 」
「 易しいことを深く 」
「 深いことを面白く 」
● この言葉なかなか示唆に富んでむずかしい。例えば、仏教美術における仏像の美意識でいうところの 「 高貴なる単純、静かなる偉大さ 」 と相通ずるものがあると思うのだが如何だろうか。
● アルマーニがデザインを語る際の キーワード
「 過剰ではない慎みの中に存在する美しさ 」 や
「 シンプルなラインから紡がれる純粋なエレガンス 」
― ジョルジオ・アルマーニ。
そろそろ、そんなイメージ (ユーモアと品格のある ) に満ちた空間作りが出来そうな予感がします。建築の設計作業に当て嵌めてみると。
◎ 難しいことを易しく;
クライアントの多くの要望やイズムを、わが心に映してあれこれ取捨選択し、空間に投影し平易な形で提供する。
◎ 易しいことを深く;
シンプルな空間であるが、いろいろな思いや、使い勝手が内包されていて、こなれた形である。
◎ 深いことを面白く;
意味深な形を伴った空間であるがゆえに、その形の中を流れる想い入れの空気は、興味深く、示唆に富み面白い。
● 易しい空間は美しく、『 体感として、美しく優しい空間は面白い。』
第三の人生に向けて気負わず・焦らず淡々と歩む・・・。英会話のイギリス人の先生サムが描いてくれた私のイラストです。右が私で、左が23歳のサムです。
長生きをしていろいろの時代を見てみたい。人生これからが面白いと感じています。
2017年10月に70歳になり、勤続年数47年になりました。生まれた当時の日本人の平均寿命より20年も長く生きた。想えば遠くに来たもんだ!
人生100歳時代が30年後に訪れるという。現在100歳以上は約7万人ですが、その頃は70万人になると言われている。
その先、今から50年後の平均寿命は女性91歳、男性85歳になるという。
これからの時代、75歳を境に第三の人生を生きなさいと言う評論家もいます。・・・もちろん健康あっての事でしょうが。
例えば75歳からの第三の人生をどう生きるか!?
『 一つはお世話になった旅館さんに報いるため、とびっきりな施設作り(ハード面)のアドバイザーをしたいと思っています。時勢に対する確かなチェックを怠らず、世の中の流れや、それなりの勉学 ( 料理やサービスを含めたソフト面 ) に勤しむことが必要で、その為の準備が必要です。これからの宿は ‘ ものからことへ ’ 旅の仕方が変化している現実を踏まえて、宿の形・仕様が変わらざるを得ない現実を突きつけられています 』
そして、私なりのトレーニングをしながら 儲かる “ いい旅の宿 ” が作れそうな気がしてきました。言い方としては甚だ直截な 「 儲かる 」 と言う言葉を使いましたが、商売である限りにおいては “ もうけ ” は大切で、施設の維持管理もそれによりなされます。
設計事務所の仕事もそうですが、今後はフリーの立場で自由な発想の下、地域や自然、宿の在り方を考えるそんな視点が必要であると思っています。
最近読んだ伊集院静さんの本 「 悩むなら、旅に出よ。 」 の中に、作家であり尊敬する、故井上ひさしさんの言葉として、こんなことが書かれていました。
「 難しいことを易しく 」
「 易しいことを深く 」
「 深いことを面白く 」
● この言葉なかなか示唆に富んでむずかしい。例えば、仏教美術における仏像の美意識でいうところの 「 高貴なる単純、静かなる偉大さ 」 と相通ずるものがあると思うのだが如何だろうか。
● アルマーニがデザインを語る際の キーワード
「 過剰ではない慎みの中に存在する美しさ 」 や
「 シンプルなラインから紡がれる純粋なエレガンス 」
― ジョルジオ・アルマーニ。
そろそろ、そんなイメージ (ユーモアと品格のある ) に満ちた空間作りが出来そうな予感がします。建築の設計作業に当て嵌めてみると。
◎ 難しいことを易しく;
クライアントの多くの要望やイズムを、わが心に映してあれこれ取捨選択し、空間に投影し平易な形で提供する。
◎ 易しいことを深く;
シンプルな空間であるが、いろいろな思いや、使い勝手が内包されていて、こなれた形である。
◎ 深いことを面白く;
意味深な形を伴った空間であるがゆえに、その形の中を流れる想い入れの空気は、興味深く、示唆に富み面白い。
● 易しい空間は美しく、『 体感として、美しく優しい空間は面白い。』
第三の人生に向けて気負わず・焦らず淡々と歩む・・・。英会話のイギリス人の先生サムが描いてくれた私のイラストです。右が私で、左が23歳のサムです。
長生きをしていろいろの時代を見てみたい。人生これからが面白いと感じています。
Posted by masuzawa05 at
04:00
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