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増澤信一郎の心模様

2017年09月25日

僕と世界の方程式

恵比寿ガーデンシネマで、久しぶりに爽やかな青春もの(?)の映画を見た。


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◎ 国際数学オリンピックをバックグランドに描く、感動の青春映画。

 自閉症スペクトラムと診断された少年。他人とのコミュニケーションが苦手で、数字と図形だけが友達だったネイサン。周囲に心を閉ざしてしまった少年が、類まれな数学の才能で自らの道を拓いてゆく。


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 彼を取り巻く善意の大人たちと、友人、そしてナイーブな自分、天才少年・少女たちの言動、そして、天才故の心の葛藤がドラマチックに展開される。

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 台湾での数学オリンピックの為の合宿。そこで知り合った台湾の天才少女 チャン・メイ。


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 国際数学オリンピック ( I・M・O )は、1959年から毎年の夏休みに行われる数学の国際コンテストである。当初は旧ソ連やルーマニアとハンガリーをはじめ、東欧諸国だけが参加していた。次第に規模が大きくなり、今や世界100ヶ国の高校生が参加する、数学の大祭典である。参加資格は20歳未満で大学未就学である。実際、殆どの参加者は現役の高校生である。国毎の定員は6名。だから代表になるのもなかなか難しい。
 コンテストの形式は昔と変わらず、二日間に渡って合計6問に挑戦する。両日は3問ずつだけに挑む。しかも日本の大学入試と大違いで所要時間はやたら長くて、4時間半である。
 1問当たりに90分。それでも全問正解は珍しく、成績上位の日本でも3問程度しか解けない生徒は多い。それだけの難問揃いであるので、現役の数学者たちもなかなか解けない。
 問題は全て証明問題でありながらも、その範囲は高校までで学ぶ数学に限られている。整数や平面図形に関する出題が多い。しかし優秀な成績を上げた参加者の中からその後数学者になり、数学の分野で大活躍する人も珍しくないという。


 I・M・O 会場はイギリスのケンブリッジ大学で行われ、仲睦まじい二人である。



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 二人の間柄(恋心)を心配する彼女の親が、急きょ彼女を会場から台湾に呼び戻してしまう。
試験を放り出し彼女を追いかけるネイサン。


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 理知的なネイサン少年と愛くるしい少女の出会い。ネイサンにとっては試験も数学もどうでもいい。彼女のみが大切であり、自閉症の彼の心を開かせたのは、淡い恋心であったというお話でした。それだけのことでしたが・・・・・。イギリス生まれの少年とアジアの少女のみずみずしさが清らかでいい。
  

Posted by masuzawa05 at 05:30Comments(0)
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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