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増澤信一郎の心模様

2017年08月28日

ジャコメッティ展

細い針金のようなブロンズ像で有名なジャコメッティ展を見に、国立新美術館に行ってきました。


1
  



























 ひとつの顔を見える通りに彫刻し、描き、あるいはデッサンすることが、私には到底不可能だということを知っています。
 にもかかわらず、これこそ私が試みている唯一のことなのです。

 見ることと造ることとのあいだで常に葛藤していた彼は、虚飾を取り去った、人間の本質に迫ろうとしたのです。そしてその特異な造形が実存主義の哲学者や同時代の詩人たちに高く評価されたことは、彼の彫刻が時代の精神に呼応した証左だと言えるでしょう。


2
   









◎アルベルト・ジャコメッティ ( 1901〜1966 ) は、スイス生まれ、フランスで活躍した、20世紀のヨーロッパにおける最も重要な彫刻家の一人です。

〇 初期の作品 横たわる女
3

  


























〇鼻
4




























〇 女性立像、3人の歩く男たち、デッサン
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7

















































































●私(増澤)には
「 印象深く抽象を心掛けるも、具象の骨格を残す。
そこに、透けて見える本人のあくなき本質を求める意志 」 
を感じる。





〇犬、猫
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〇絵画
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〇 歩く男
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●見終わって思った

棟方志功が 「 わだば ゴッホになる 」 と叫んだように

私(増澤)

「 わだば 木彫のジャコメッティになる 」 と叫ぶ。

( とりあえず、よく乾燥させた白樫の太い枝を使い細く仕上げ、防腐用に柿渋を塗る。土台には鑿の目粗い木台を無造作に、しかしセンスフルに取り付ける。 )  

Posted by masuzawa05 at 05:30Comments(0)
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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