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増澤信一郎の心模様 石井建築事務所ブログ

2016年10月31日

 ベトナム研修旅行・その3 インターコンチネンタルダナン

ダナンのサンペニンシェラ半島の海を臨む景勝地、急峻な傾斜地に立つ高級リゾートホテルである。




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●端的に言うと、こんなブロンズの像に象徴される、 ‘ ゆったり過ごしましょう ’ 的なホテルです。こんな時間があっていい。

サイトマップにあるように、傾斜地順に Sea Level, Earth Level, Sky Level, Heaven Level と繋がる。一番右側にマップには出ていませんがビラ棟があります。

余談ですが、空手道の型に “ 天・地・人 ” というのがありますが、地と天の間に人がいて世の中に行き渡り、廻っているのです。

これは地球という惑星に暮らす人間という動物の宇宙観と言える。じっくりと大自然の中のリゾートに身を浸し、来し方行く末を思う時間が大切です。


〇 全体の景観です

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〇 SEA Level: プール、スパ、バー等が砂浜に点在しています。

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〇 Earth Level客室: レベルに応じタイプが変わります。
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●海に向かってセットされた大理石の楕円テーブルの先に、小鳥をとまらせたデザインが秀逸でした。こういう遊び心がいい!


〇 Heaven LeveL 客室 ( ペントハウス ): 私が泊まりました。


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〇 ビラ棟 客室:

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●この棟には居間(パブリック)用のプールと客室(プライベート)用のプールが2つ附属しています。


〇 レストラン ラ・メゾン1888: 斜行エレベーターでHeavenからSeaレベルまで繋がり、レストランはEarth Levelで降ります。


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●ベトナムで唯一の3つ星のフレンチ・レストランです。日本料理のような品揃えでした。食前酒をBARでいただきましたが、料金は料理に含まれているものと思われます。ちなみに、ドライマティーニが¥1,200でした。(英・仏文のメニューから簡約しました)

〇 前菜

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〇 カニのムース包み
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〇 ハタの切り身のソテー

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〇 赤ピーマンのスープ

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〇 ロブスターのカレー風味

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〇 子豚のロースト

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〇 酢漬けキャベツとポテトピューレ、エリンゲソース

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〇グランドデザート沢山、とコーヒー

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● 美味しかった。但しデザートは沢山すぎて食べきれない。日本人には多すぎる。


● 一泊ではもったいないホテルでした! 平常でも800人の従業員、トップシーズンでは1100人とのこと。 

● レセプション付近での集合写真です。研修ゆえに一泊でしたが、一週間ぐらい滞在したい感じでした。


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Posted by masuzawa05 at 10:07Comments(0)

2016年10月24日

ベトナム研修旅行・その2 ナマンリトリート・リゾート

 ダナンの市街を少し外れ南下した地域に出来た、最新の海浜リゾートです。

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● 日本の東大で建築を学んだという、ベトナム人の新進気鋭の建築家のデザインで、客室からの眺めはあまり良くありませんが、部屋と外部との取り合いにデザインの妙があります。パブリックは海浜に開かれていてよい眺めです。
しかしながら、コテージ風の作りが斬新です。

● 各コーナー・パブリックを繋ぐ路地、広場、プール、水盤が機能的に配置され、このリゾートを形成し特徴づけています。


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● 客室は二階建の3ベッドルーム棟と別棟平屋プール付きの居間兼ダイニングキッチンが一体で構成されている、三世代ファミリーもしくはグループ用のコテージがメインで、一般的ビル状のホテルタイプに分かれている。全体で100室程度のホテルです。

〇 客室アプローチ、コテージ内ダイニングキッチン・リビング、客室付プール、平屋屋上の水盤に囲まれた屋外ラウンジ、ベッドルーム、トップライト付バスルーム


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● 別荘のような住まいを、ゲストルームに提供している感じで、使い勝手上も好感が持てる。これからの時代に適応したラクジュアリーな客室として応用できる。 


〇 一般タイプの客室です。

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〇 スパ棟色々です。基本的にはオイルマッサージと、ノンオイルのタイ式、日本の指圧式が基本です。今後は美容の為のエステを受けてみたいと思っています。

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●スパを研修するのも勉強です。
日本式の指圧を選びましたが。頑丈な私ですが足回りがその後1週間痛かった。日本の専門家に後で聞いたところ、 「 意図的に施術されたのではないか 」 とのことでした。


〇 ビュッフェ回りです。

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〇 一日目の朝食と、二日目の朝食です。

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●ビュッフェの形式はパンやソフトドリンク、フルーツとチーズ類にコーナーが分かれていて、スムーズな流れで好感が持てる。

ダイエット中ということを忘れ、食い気に走ったので、二日目は野菜とフルーツ、フォーとニンジンジュースでこれでも控え目です。


〇 庶民感覚の食事も必要ということで、ダナン市内の食堂のようなところでフォーをいただきました。これもおいしかったです。

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●このホテルはモダンな中に適度な民族性があり好感が持てた。変なエスニック尽くめで無いのがいい。

●ベトナムはこれからもっと発展し、リゾートとして伸びるだろう。人件費が安く、国民性が素直なのがいい。私にとっては好きな国である。

● 注意しなければならないこととして、常夏の国のリゾートの宿泊室の造りと、日本のように四季のある国とでは、おのずから違いがあるということです。常夏の国ではそのこと自体がリゾートであり、空気感が年間一定というのは扱い易いです。

日本では四季の設えを建物に生かすデザインセンスが日本では求められ、それに答えなければならない。そこにデザインの妙があるのですが・・・。



●集合写真です
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Posted by masuzawa05 at 08:28Comments(0)

2016年10月17日

 ベトナム研修旅行・その1 ホイアン

今回のベトナムは北のハノイ、南のホーチミンの中間、中部ベトナムの海浜リゾートとして開発・発展中のダナン地区の研修です。

 ホイアン、ここは街並みとしての世界文化遺産地域です。徳川幕府が鎖国令を布いたがゆえに交易が途絶えた、かつて日本人街があった処。永い間訪れてみたい街であった。

 かつて、仏領インドシナと呼ばれ豊かな華やいだ国であった。ベトナム戦争を経て社会主義国だが資本主義経済化している。我々はベトナム戦争にも直接は加担していないのでなじみやすい国である。

 海に面した処かと思っていたが、海に流れ込む河川敷に、どの国も街が開けていることが多く、この街も例外ではなく、漁村ではない。河が海とつながるところ、海が河に入り込むところとでも言うのだろうか。平地にあっては肥沃な扇状地、飲み水としての川の水と、水運としての水路沿いに人が集まり街として発展しているのは、どの国にも共通なことの様だ。

 かつての日本人街に想いを馳せる。

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●素敵なカフェに出会った。

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●京都の “ 町や ” のように奥に中庭が配され、日本的な感性の間取りに、採光と緑陰の中を涼しい風が吹き抜ける。中庭の奥に小奇麗なトイレがあるのもいい。

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●ろうあ者の若い娘さんたちが働いている店で、生花が飾られ、インテリアが美しく、静かな華やぎが感じられた。互いの手話と機敏な動きが美しく、無駄な会話がない分、店内くまなく視線が行き届いていて、それゆえに空気までクリーンに感じられた。
ベトナムコーヒーをアイスでいただいた。

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●the beauty of silence  「 沈黙の美 」 掛け軸にそう有った。娘さんたちのひかえめな静かさの中に凛とした美しさが満ちていて、彼女たちの人柄を表すようなカフェ、非の打ちどころの無いパーフェクトなお店でした。満足気な3人(永田部長、大岡次長、私)です。

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●普段はほとんど読んだことのないタイプの本を、てらいなくこの旅でひも解いた。

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そして、こんな松下幸之助さんの言葉の一節に感じ入ったりもした。

◎ 手探りの人生;

「 目の見えない人は、なかなかケガをしない。むしろ目の見える人の方が、石につまずいたり、ものに突き当ったりしてよくケガをする。なまじっか目が見えるがために、油断するのである。乱暴になるのである。
 目の見えない人は手さぐりで歩む。一歩一歩が慎重である。謙虚である。そして一足歩むために全神経を集中する。これほど真剣な歩みは、目に見える人にはちょっとあるまい 」


● 旅からは思わぬところで元気をもらう。混みあう通りを歩いていて、なぜか引き寄せられるように入ったCafe、今思えば彼女らのハンディキャップを超え、諦観をも生き抜く力に変えるひた向きな障害者の矜持が、そうさせたのかもしれない。

帰ってすぐなのに又ぞろ、旅をしたくなった。  
Posted by masuzawa05 at 08:32Comments(0)

2016年10月10日

かた焼きそば

土曜日のPM11:30からのTBS・料理番組、堺正章の “ 新・チュウボウですよ ” を見ていて、手軽で美味しそうな料理を紹介していたのでその中から、六本木の東京ミッドタウン ガレリアのガーデンテラス ‘ SILIN火龍園(シリン・ファン・ロン・ユェン) ’ という中国・広東料理レストランに行ってきました。


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 ガレリアの柱型に置かれた鉢植えと、レストランの窓越しに見える屋外スケートリンクです。ミッドタウンはさりげなく素敵です。

○ スープ: 菜の花入りの卵スープ

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◎ あんかけかた焼きそば

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 具はパプリカ、ミニとうもろこし、紅芋、エリンゲ、牡蠣、ホタテ、エビ、豚肉、ニンジン、小松菜、スナックエンドウ、ズッキーニ。
 近所の中華屋さんにあるように、酢とマスタードが添えられてありました。

○ デザート:杏仁トーフ

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● 特別なことはしてませんが見た目も味も普通らしく、美味しゅうございました。
ぜひ一度お試しください。ビール込みで〆て\2,500程でしたが。

けれんみのないオーソドックスな味で好感が持てたので、単品のランチではなく次はこの店でディナーコースを頂こうと思っています。



◎ これは、後日行った梅蘭という処のかた焼きそば。具全体をUFOの様にかた焼きそばが覆っていて、こじ開けるとジューシーな具が現れます。なかなか食欲をそそる演出で、これも旨い。( 写真はこじ開けたところです )

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Posted by masuzawa05 at 06:30Comments(0)

2016年10月03日

 非日常の空間にある日常・俵屋

たしかだいぶ昔に、村松友視氏による 「 俵屋の不思議 」 という本を読んだ記憶がある。今回はJIA(日本建築家協会)のMAGAZINEに、俵屋とオーナーの佐藤年(とし)さんのインタビュー記事が出ていたので紹介したい。

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● というのは商業建築である 「 旅館 」 が珍しく取り上げられたからである。建築に対する評価は、公共建築とか、何か新しいこととか、変わった空間等に目が行って、それゆえに雑誌等に取り上げられることが多い。
旅館設計の匠を標榜する石井建築事務所の仕事、例えば室(しつ)礼(らえ)の美しさ機能性や居心地の良さを求める商売の為の商品建築は、著名人に温泉旅館好きが多い割には残念ながらあまり重く見られないのが常であり、残念である。
今回は吉村さんの作品だからであろうか。

◎ 非日常の空間にある日常: インタビュー記事より。

 例えば、旅、旅行は非日常的なものであることは、皆さんの共通理解でしょ。
自然に恵まれた場所に行ったり、名所旧跡のようなところを巡ったりするのが観光であり、それは非日常のことです。けれども、それに食と住を伴うとき、その行為は時代に沿った日常の延長になると、私は捉えています。

 それゆえに、

 様々に趣向を凝らして。

 絶え間なく手を入れ続ける。 ( 毎年一部屋ずつ手を入れる )


◎ お得意様: インタビュー記事より。

 俵屋のお客様に若い夫婦共稼ぎで外資系の企業にお勤めの40代くらいのご夫婦がいらっしゃいます。毎日節約して唯一自分たちへの贅沢は、月に一度俵屋に泊まること、と言ってくださいます。18室を順番に全部回られて、いま2周、3周目でしょうか。いちばん小さい部屋から大きい部屋まで、どれが良いとはいいたくないとおっしゃって。自分たちのエネルギーは他の3週間で使い切って、毎月ここにいらっしゃる。どうしても来られないときは次の月にまとめて5〜6日泊まってくださるのです。京都観光や京都の名所旧跡を見に行かれることが目的ではなく、俵屋で時間を過ごすことが目的だと言っていただけるような宿でありたいと思いますし、そうなると、いかに過ごしやすい場所にするか、それは非日常の中に日常性を持たないと無理だと思うのです。
 ですからそのように俵屋を愛してくださるお客様のためにも、常にさまざまなことを考えて、手を入れ続けているのです。


● オーナーの年(とし)さんあっぱれである。施設とお客様に対する思いがひしひしと伝わってくる。 我々の手がけた旅館さんもすべからくそうあってほしい。

● 改装すればいいというものではなく、ちょっとした今できることでいいのです。そのことの継続が大切で、もてなしの心につながります。
  
Posted by masuzawa05 at 08:27Comments(0)
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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