2016年09月26日
武器をアートに
東京芸大の美術館でモザンビークの 「 銃を鍬(くわ)に 」 プロジェクトが開催された。
◎ 『 彼らは剣を打ち直して鋤(すき)とし、槍を打ち直して鎌とする
国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない』
旧約聖書の言葉にヒントを得て始まったプロジェクトである。
モザンビーク共和国は、南部アフリカに位置する、インド洋に面した人口2500万人ほどの国です。日本の約2倍の国土を有しています。そして今この国は内戦終結から20年以上が経ち、 「 モザンビークの奇跡 」 と呼ばれるほどの経済成長を遂げました。豊富な資源(天然ガス、石炭)を背景に、今後10年間、世界で最も高い成長が期待される国の一つです。
○ 武器を芸術作品へ、モザンビークにおける平和構築。
● 肘掛け椅子
● トカゲ
● パンを焼く人
● いのちの輪だち
● ギターを弾く男
● 首長鳥
● 楽器演奏
● 飛ぶ鳥
● ティンピラ奏者
● これら総てが解体した銃である。内戦で出回った大量の自動小銃などを、平和な日常を象徴する像に生まれ変わらせる試みだ。素材で多いのはカラシニコフ銃(旧ソビエト、今のロシア)だという。
模造品も含めて全世界に1億丁が氾濫し、人類史上、最も多くの命を奪った武器である。パリ同時多発テロのまがまがしい主役もまた、この銃が担った。
この芸術作品を前に、作品そのものよりも血なまぐさい過去がよみがえるようで、胸が痛む。
あまりにもわかり易いコンセプトで、普段はあまり気にしないのだが、アフリカというところが気になった。・・・なにをか言わんやである!
◎ 『 彼らは剣を打ち直して鋤(すき)とし、槍を打ち直して鎌とする
国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない』
旧約聖書の言葉にヒントを得て始まったプロジェクトである。
モザンビーク共和国は、南部アフリカに位置する、インド洋に面した人口2500万人ほどの国です。日本の約2倍の国土を有しています。そして今この国は内戦終結から20年以上が経ち、 「 モザンビークの奇跡 」 と呼ばれるほどの経済成長を遂げました。豊富な資源(天然ガス、石炭)を背景に、今後10年間、世界で最も高い成長が期待される国の一つです。
○ 武器を芸術作品へ、モザンビークにおける平和構築。
● 肘掛け椅子
● トカゲ
● パンを焼く人
● いのちの輪だち
● ギターを弾く男
● 首長鳥
● 楽器演奏
● 飛ぶ鳥
● ティンピラ奏者
● これら総てが解体した銃である。内戦で出回った大量の自動小銃などを、平和な日常を象徴する像に生まれ変わらせる試みだ。素材で多いのはカラシニコフ銃(旧ソビエト、今のロシア)だという。
模造品も含めて全世界に1億丁が氾濫し、人類史上、最も多くの命を奪った武器である。パリ同時多発テロのまがまがしい主役もまた、この銃が担った。
この芸術作品を前に、作品そのものよりも血なまぐさい過去がよみがえるようで、胸が痛む。
あまりにもわかり易いコンセプトで、普段はあまり気にしないのだが、アフリカというところが気になった。・・・なにをか言わんやである!
Posted by masuzawa05 at
08:14
│Comments(0)