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増澤信一郎の心模様

2016年08月29日

パレスホテルの和食 「 和田倉 」


 恒例の熱海と東京事務所の合同役員会(H28)を、皇居を臨むパレスホテルにて食事会を兼ねて行った。


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 石井建築事務所は創業者 石井信吉 が熱海に事務所を構えてから来年で60周年になります。多くのお客様から愛され、指名されて現在があります。

 東京事務所OBの増子専務が、かつてこんなことを言っていました。
「 わが軍は不滅です 」と、
懐かしく思い出しながら、感謝の気持ちを仕事に託して益々良い仕事に取り組む覚悟です。つきましてはより一層のご愛顧をお願いする次第です。

物づくりの現場を通して、研鑽努力を怠らない前向きな反省とリカバリーの為のトップ同士の話し合いは必須です。東京事務所は池田社長、板倉常務、橋本常務。 熱海事務所は鈴木社長、大川専務、佐藤常務、そして私(増澤)都合7人による会食です。

私(増澤)思いますに、いい宿作りとはビリビリと心にしびれる様な空間デザインをすることであり、そして思い入れゆえに、出来上がりに+αの素晴らしいサプライズ (情念の花 ) がいつも用意されていなければならない。
オリジナルな空間に、人とサービスの揺蕩(たゆた)う思いを漲(みなぎ)らせること、その宿特有な間を演出することであろう。

それは 「 心を形に表す 」 そのことに他ならない。

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 早めに着いたのでラウンジにて食前酒をいただく。 いつもは、ドライマティーニをロックでいただくのだが、今日は磨き込まれたカクテルグラスに、ゴードンジン・ベース ( ジンは何になさいますかの問いかけがあったので ) のギンギンに冷えた 「 ドライマティーニ 」 にて夕食に備える。渇いた夏の体と心にガツンと浸みわたる旨さ、この透明なひと時がいい。


◎ アプローチ回りと和田倉を見下ろす掘りごたつの個室です

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◎ 和田倉 お品書きと食前酒 ( 八海山冷酒 )

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○ 先附け: 翡翠玉、才巻き海老、枝豆、ズッキーニ、アメーラ、長芋、オクラ、雲丹、振り柚子 ( ●食の宝石を散りばめたように美しく、冷たく、美味 )

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○ 八寸: 京都北山の青大豆豆乳寄せ、蓴菜、山葵、帆立貝辛子黄味酢掛け、白芋茎酒盗和え、太刀魚小袖寿司、松葉生姜、サーモン昆布〆、厚焼き玉子、新丸十、蓬麩田楽、花丸胡瓜、鬼灯入り百合根もろこし揚げ、 ( ●玉手箱のように楽しく旨い )

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○ 椀: もずく真丈、鱧、煮梅、白瓜、輪柚子 (●ともかく塩梅は最高です)

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○ 向附: 本日の割鮮、あしらい

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○ 焼物: 鮎の塩焼き、はじかみ、蓼酢 ( ●産地を聞き忘れたが香り高く柔らかで旨い )

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○ 進肴: 氷見うどん、オクラとろろ、亀甲玉子、生姜

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○ 焚き合: 加茂茄子田楽( 百合根、アスパラガス、針牛蒡 )(●定番とはいえ加茂茄子と味噌はふくよかでよく合う)

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○ 御飯(鱸ごはん)、止椀(赤味噌仕立て)、香の物( 盛り合わせ)
(●ジャコのせた炊き込みご飯が旨い)


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○ 水菓子(季節のデザート)

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● 最初お品書きを見たとき、量が少ないと思ったし、なんだ肉がないじゃないかと思ったが、 さにあらん、
和の素材で十二分に堪能できた。味もさることながら、品揃え量ともに申し分なく、又食べたいと思い出す品々、流石である。 素晴らしい!

● 以上、¥17,000のコース+室料¥2,500、 飲物色々で≒¥25,000 / 一人。  

Posted by masuzawa05 at 06:30Comments(0)
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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