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増澤信一郎の心模様 石井建築事務所ブログ

2014年07月28日

EUとASIA

 EUは、もう二度とヨーロッパの国々の間では戦争をしないという高邁な理想のもとに設立されたヨーロッパ連合だが、その道筋ともなると簡単にはいかないのがますますあきらかになっている。
より多くの人の知恵が集まればより正しい政策が立てられる、と我々は信じて長い。足し算だとそうなるから、単純に考えれば当を得ている。だがこれだと、リードする人の存在理由が失われ、その結果として、責任の所在が不明確になってしまう。不満があれば、昔は皇帝や王のせいだと悪口を言っていればよかったのが、今では不満は、誰に対してぶつけるか。ことほど左様にむずかしい。  ( 塩野七生、日本人へより )

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「 パーフェクト・ヨーロピアン 」 と題されたイギリス人作者の皮肉を込めた各国評を披瀝する。

イギリス人のように、料理をする人
ドイツ人のような、機知に富んでいる人
フランス人のように、車の運転する人
イタリア人のように、自制力がある人
ベルギー人のように、進取の気性に富む人
フィンランド人のように、おしゃべりな人
オランダ人のように、カネ離れがよい人
スウェーデン人のように、柔軟性に富む人
ルクセンブルグ人のように、注目を浴びる人
スペイン人のように、控え目な人
ポルトガル人のように、技術大好きな人
ギリシャ人のように、組織力のある人
オーストリア人のように、忍耐力に富む人
アイルランド人のような、酔っ払わない人

とまあこんな具合です。


 ヨーロッパ人は少なくとも、過去の戦争は自分たちに責任があった、とは思っている。
だがアジア人は戦争を、旧帝国主義国のせいだと信じて疑わない。自分の過去に対して疑いを持たない人間は、不都合なことがあると、それを他人のせいにする。他者に責任を転嫁する生き方しか知らないできた人に、新しい一歩は絶対に踏み出せない。アジア連合が出来たとしてもその目的は、二度とアジアでは戦争を起こさない、ということにはならないだろう。アジアでの連帯は、経済上のことに留めておいたほうが無難だと思っている。


● さり気なく言われたが、ふと我に返ると言い得て妙で、なにをかいわんやである。現況をみるに、ヨーロッパとアジア大きな違いを感じる。さてどうしたものか。
[ ASIA ( エイジャ ) : 原義は太陽の昇る東の地域 ]
  

Posted by masuzawa05 at 08:37Comments(0)

2014年07月22日

2014 まちづくり研究会・小野川温泉(山形県米沢市)

 米沢を中心に米沢八湯と称する、小野川(おのがわ)温泉、白布(しらぶ)温泉、新(しん)高湯(たかゆ)温泉、湯(ゆ)の沢(さわ)、大平(おおだいら)温泉、滑川(なめがわ)温泉、姥(うば)湯(ゆ)温泉、五色(ごしき)温泉、以上八湯。

○ 前日に立ち寄った開湯700余年、白布温泉の湯滝の宿・西屋の写真です。
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◎ 今回の国際観光施設協会のまちづくり研究会の会場は小野川温泉の河鹿荘で開かれた。
小野川温泉は1200年の歴史を持つ、小野小町由来の温泉です。病に倒れた小町がこの湯につかり健康と美しさを取り戻したと言われています。鬼面(おもの)川(がわ)沿いの自然豊かな落ち着いた風情、天然の蛍が舞う温泉街です。
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○ 蛍の生息地
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○ 町マップです
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○ メインストリートです
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●私自身、まちづくりとはなんぞやと自問する中で
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この言葉がキーワードのような気がした:

* まちづくりは民主主義的共同作業であるが、
その果実は平等ではなく、それぞれである。
だから、自助努力が大切である。
(自助:他人に依頼せず、自分の力で自分の向上・発展を遂げること)

●観光客が来ればいいのではなく、地元の人々が住んで良いまちにお客さんが訪れる。
(住みよい町が訪れたい町になる) このまち、そういった意味からはあらゆる職種の人々がまちづくりに参画しているのが素晴らしいと思った。

●以前、建築家の槙さんが代官山のまちづくりに関して述べていたことが思い出される。

◎ 美しいという感性には人それぞればらつきがある
しかし、住民が 「歓び」 を感じるという、そういうまちづくりが大切である

美しいに代わる感性として 「歓び」 がある。

● 地域、環境、建物空間、しつらえに感ずる 「 よろこび 」 とは何か、良く考えて設計をしたい。




  
Posted by masuzawa05 at 21:10Comments(0)

2014年07月14日

JIA・軽井沢研修旅行

 雑誌等でよく知っていても、以外と見ていない建築作品が多い。
今回は軽井沢近辺の巨匠の作品から何点かを見学する。

◎ 吉村順三さんの八ヶ岳高原音楽堂
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● この空間には外部を取り込んで、吉村イズムという透明な風が流れている。緑を震わせてうねる息吹はさわやかでやさしい。

○ 正面のピクチャーウインドーからの眺めと障子を閉じたところ。
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○ ヤマハのグランドピアノの中に書かれたこの会場でコンサートされた方のサインの数々、これはブーニン。
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○ 高原のミニ桜のような、コナシ(バラ科リンゴ属)の花が可憐に美しい。
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◎ アントニン・レーモンドの聖パウロ教会
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● 憧れの教会に久し振りに会えた。ヒューマンスケールなのが良い。数奇屋ともはたまた北欧の木造教会ともつかない、オリジナリティーがある。ウエストがくびれたパンチのあるハンガリー辺りの小粋なじゃじゃ馬娘、憧れはやはり正しかった。


◎ 吉村さんの軽井沢の山荘
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● この山荘は凛として媚びず、それでいて温もりがあり、素晴らしい。二階がオーバーハングしたスラブ下、軒先テラスの透け感がいい。そこに別荘生活のなにやら楽しげなにおいがする。



● 星野やグループの村民食堂で食べたぶっ掛けそばがうまかった。冷たいそばに具沢山、温かいかき揚げ、トロリ卵、量もそこそこでいい。
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◎ 軽井沢タリアセン


○ アントニン・レーモンドの夏の家を移築して作ったフランスの画家レイモン・ペイネ美術館。絵を見ればお分かりでしょうが、たとえば、こんな絵の方です。
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○ 移築されたヴォ−リズの朝吹山荘 「 睡(すい)鳩(きゅう)荘 」 
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● この山荘の中でたまたま五十嵐吉彦さんの水彩画展が催されていた。五十嵐さんにお会いして思った、言葉の端はしに温もりがあり、絵は人柄だと。
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● 入梅入りの大雨の中、心洗われる見学会であった。




  
Posted by masuzawa05 at 09:56Comments(0)

2014年07月07日

牛肉の串焼き

 先日ある会合があって、ANAクラウンプラザ成田に前泊した。夕朝食付き、プール・サウナ風呂使用無料のコース、ダブルベッド・一人使用15,000円を予約した。

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 久し振りにホテルの広いパブリックのお風呂に入り、体を洗い、サウナで汗を流し、プールで2〜3百メーター泳いで体をほぐし、多少のけだるさの中、展望レストランで夕食を摂った。

 金串から肉を外し一口頬ばったのだが、少し疲れていたせいか、小さく切り刻まなかったせいか、肉片がピタッと喉に詰まってしまい、目を白黒させ “ ウウッ ” と音にならない叫び声を上げ ‘ 右往左往 ’。どうにも飲み込めない、一瞬ャバイ、このままでは窒息すると思い、カウンターの中にいたウエイトレスに “ ウウッ ” と訴えたのだが、言葉にならないのでわかってもらえない。
 カウンターの中に入って行ってシンクの中に吐き出そうと思って、内に入ったのだが、吐き出そうと思っても、余計奥深く詰まってしまったらそれこそお終いだとの思いが一瞬頭を掠めていると、ようやく状況がつかめたのか、ウエイトレスはコップに水を入れて手渡してくれて、近くのトイレで飲み込みなさいと言う。
そうではなく吐き出したいのだ! と思いつつ、急がなければと思い、回り込んでトイレに駆け込み吐き出そうとしたらスルリと喉を通った。その間およそ30秒〜1分間ほどの出来事なんだろうが2〜30分ほどに感じた。

 後で聞いた話だが、アゴを下から上へ指で突き上げるとか、背中をたたくとか、指を突っ込んで掻き出すとかが有効だという。一人の夕食だから誰も手助けしてはくれない。こんな風にして喉に物を詰まらせて、悲しく、さびしく、つまらなく死んでいく人がいるんだなーと思った。
 正月に餅を喉に詰まらせて亡くなる方の多さや、そこの辺の悲哀を自分が体験しようとは夢にも思わなかった。
よく言われる、年寄りの冷や水(年寄りは体調をこわし易いので生水を飲まないほうがいい)や、年寄りの半日仕事(年寄りの野良仕事は無理をせず半日程度が丁度良い)等、意味がわかるような年齢になってきた。私、もう2,3年すれば古希(70)である。

 牛肉の件に戻るが、赤身の硬い肉は良く切り刻んで食べるべきだ、固くゴムのような弾力のある噛み切れない赤身肉は気をつけたほうが良い。宿泊セット料金で、宿泊料も肉も安すぎた。それにしてもあの肉はちょっとひどかった。

自分の失態を棚に上げ、「 もう少し柔らかい肉を出すべきだ、コックに言っておいてくれ! 」 と棄てゼリフを吐いたのは言うまでもない。

 周りの年寄りで同じものを食べている人を恥ずかしげに横目でさり気なく見たら、しっかりと切り刻んで食べていた。でも私にとっては一大事だったのだから、棄てゼリフ位は許して欲しい。ビックリしたであろうウエイトレスは 「 厨房に申し伝えておきます 」 と返答があった。受け答えとしてはよし。

 グルメ番組で肉を食べるとき 「 やわらかい! 」 とゲストがしゃべるのがずっと気に食わなかった。肉の旨みとかをもっと違う表現ができねーのか! 柔らかいのは当然だ! それしか言えね〜のか! と、TVに向かって叫んでいたのだが・・・、そんなこんながあった後のこと、むべなるかなと思うようになった。



◎ 先日の新聞に 『 肉軟らか、芳醇な香り 』 と題して熟成肉の紹介記事が出ていた。

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 熟成肉が人気を集めている。一定の条件下で寝かせることで旨みが増し、硬い肉でも柔らかくなる。独特の香りも肉好きにはたまらない。レストランで楽しむだけではなく、肉そのものを買ってきて自分で焼くこともできる。ただし上手に焼くにはちょっとしたコツが必要だ。

● 肉を熟成させるのがミソだ

普通の肉に対して
うまみ は10.4倍
甘み  は4.0倍
風味  は5.3倍  だそうな。

よく言われる、生肉とかよりは、腐る寸前が一番旨いとか・・・!?

ホントに笑えない話、命びろいをした。死なずにすんで良かった。
  
Posted by masuzawa05 at 09:56Comments(0)
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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