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増澤信一郎の心模様 石井建築事務所ブログ

2012年08月27日

鴎風亭 露天風呂

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前回の潮待ち茶屋では、木造大工の手技に感動しきりでしたが、ここでは、現代の構造技術でしか出来ない技があっての屋上展望露天風呂です。


○ 屋上からのこんな景色を利用したいと考えました。

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○ 朝・昼〜夕暮れ の眺めです

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○ 夜の眺めです

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● どこでも、いつでも出来るわけでは有りません。荷重・構造をチェックしてのデザインです。
  

Posted by masuzawa05 at 09:38Comments(0)

2012年08月21日

潮待ち茶屋

 「 なんという響きのいい言葉であろう 」

広島県福山市 鞆の浦で汀邸(みぎわてい)・遠音近音(おちこち)をはじめ3軒の旅館を経営しているオーナーが、旅館・遠音近音 近く、古いまちなみの一画に在る、廃業した手漕ぎ舟(伝馬船)の櫓を売るお店を買い求め、最小限の改装を施し、 再生 「 潮待ち茶屋 」 としてオープンしました。

● 一句: 『 鞆の浦  満ち引きに酔う  あてなしの旅 』― 信一郎
 
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 町を散策していてふらりと入りたくなるような、一階にみやげ物と軽食の茶屋、二階にCAFEを配した潮待店(だな)です。なつかしい感じをそのままに、現在に生かしました。

 歴史が古い潮待ち港 鞆の浦にあって、空き家を生かしながら賑わいの人の流れを演出するのも、まちづくりの一環です。日本の温泉町や商店街や町並みが廃れていく中で、どう保存再生していくのかが問われるお仕事です。 ( 先日、広島県は鞆の港に橋を架けることを止め、山手にトンネルを掘る事にしたとの新聞記事・・・。手付かずの自然を残すことに異論は無い筈、私も大賛成です)



○ みやげ物いろいろ 〔 走り土間の有る櫓店(ろだな) 〕

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○ 茶屋の座敷と中庭です

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● 鞆の浦といえば鯛めしと鯛茶漬け、私の食べた鯛茶漬け ( 1,575円 )     茶漬け汁を沸かしている間、半分ほどゴマダレの鯛を食べつつ、その後チンチン熱々の汁を掛けて頂く至福の時、・・・うまい。

他にセット物がいくつか、品数は少ないが鞆らしさが出ていていい。

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○ 台所〜水屋 走り部分

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○ 二階のCAFEに繋がる吹き抜け部分、昔の名残の櫓と棹を飾ってあります。

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○ CAFE ( 町並みの二階に在って・・・ひっそりと通りを見下ろす )

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● みやげ物は品揃えと金額。茶屋は味と予算とおもてなし。CAFEは居心地。
ここは  “ 時待ちのアジト ”

坪庭の爽やかさ、昔の大工・職人の腕冴えわたる小さな大空間を体験してみたら如何でしょうか! 伝統木造は外観より中身に宝を蔵している。そして手抜きが無い。

 まちなみを大事にしよう! お勧めです。
  
Posted by masuzawa05 at 10:47Comments(0)

2012年08月15日

伊勢神宮 ( 外宮 )と二見が浦

 内宮に御祭りしている天照大御神のお食事を司る守護神として、今から1500年前に丹波の国から豊受大御神をお迎え申し上げ、豊受大神宮 ( 外宮 )を成した。

 式年遷宮は二十年に一度、新たに社殿を建てて神のお遷りを願うことです。
来年( 平成25年 )第六十二回神宮式年遷宮が行われます。七世紀の後半の持統天皇の御代に第一回が行われてから、千三百年の伝統が固く守られてきました。

初めての外宮訪問。 又、平成24年4月に開館した式年遷宮記念の せんぐう館を見学し、合わせて二見が浦を訪れた。


○ 外宮:

 アプローチと外宮です

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 まがたま池周りのせんぐう館とあずまやの佇まいです。

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 池の小鴨です。

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 ● そぼ降る雨の中、凛として鎮まれる森の中を歩く。体の中をさわさわと緑の風が吹き抜けていきました。



○ 二見が浦:

 ご存知夫婦岩です。

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● 波しぶきの中荒海に屹立する大小の岩礁。と、思いきや想像していたほど大きくなく、天然のミニチュア庭園のようである。澄み切った冷徹な冬の夜明け、大小の岩、波頭、注連縄、日の出がからむと目出度さは極まる・・・・・。


日本は天地自然に神が宿る国。
  
Posted by masuzawa05 at 12:58Comments(0)

2012年08月06日

わたくしが旅から学んだこと


 Life  will  be  “ La vie en rose ” 人生はバラ色ですのよ。

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● かつての世界の旅、兼高さんの解説で、TVの窓から世界が拓けた。

片田舎の茶の間から垣間見る遠い異国の世界を、いつか私も同じように旅をすることができるだろうかと熱い眼差しで見入ったものでした。
切り取られた、わくわくするような旅の映像を、昂ぶる胸に焼き付けながら熱い眠りについた若かりし頃。思えば画期的な番組でした。
 そして、海外旅行が自由にできるようになった今日でさえ、私の中には、当時の驚きに満ちたかたくなな余熱をまだ引きずっている。

懐かしい思いで、手にしたこの一冊 
「 80過ぎても ‘ 世界の旅 ’ は継続中ですのよ! 」 とおっしゃる、明るく理知的な彼女の好奇心とバイタリティーに敬服。


一、「 世界の旅 」は人生の学校だった 

○ 晴れたら晴れたなりに、雨なら雨なりに:

「 これしかない 」 わたくしはこの言葉が好きではありません。断定的でいかにも強そうですが、このような発想は考えの幅が狭く、いざというときに臨機応変に対応できない上に、自分の可能性をとことん試そうとしていないのです。
 「 世界の旅 」 の番組を作っていたときにも 「 これしかない 」 といった発想はわたくしにはありませんでした。あらゆる可能性を常に追求していました。

 ○ 日本らしい所作、動作は海外でも称賛の的:

 あれは、トルコの政府高官にお会いしたときです。
わたくしは、ごく自然に歩いて部屋に入り、いすに座っただけなのですが、その方が部下の女性たちに 「 彼女を見なさい、日本の女性にはマナーがある。この美しさを見習いなさい 」 とおっしゃったのです。
 わたくしたち日本人にとっては普通に見える所作でも、他国の方からは美しく見えるのですね。
 お茶の飲み方を 「 ビューティフル! 」 と称賛されたこともあります。

一歩海外に出たら、わたくしたちは自分が日本人だということを意識して、常に親善大使の気持ちでいるべきです。それにたるだけの、美しい所作、動作、文化が日本にはあるのですから。

一、 旅をしながら見えてきた世界、そして、日本

○ 意見を言えない人は 「 存在しない 」 も同じ:

 世界の人と交流するということは、そのようなさまざまな国民性を持つ人々と付き合う、ということ。自分の意見を言えない、ということは、時に 「 存在していない 」 のと同じです。日本人は和を重んじ 「 お互いに察する 」 ことを美徳とし、言葉ではあまり主張をしない国民性ではありますが、こと海外では、自分が正しいと思うことをしっかり伝えることが必要です。
 そして、拒否するとき、断るときには相手を傷つけないように上手に 「 ノー 」 と言えること。 「 ノー 」 と言うのは結構、難しく、 「 イエス 」 と言ってしまったほうが楽な状況のときも多くあります。でも、 「 ノー 」 と言えなければイエスだと思われてしまいます。・・・なかなかむずかしいですがね。

一、 地球の旅は180周。人生の旅はまだ1周目

○ 旅こそが主役を演じる舞台:

 そう、 「 為せば成る、為さねば成らぬ何ごとも 」 です。行きたい地区があるだけでも楽しく幸せを感じます。 「 希望 」 というものです。
 
 結局、わたくしは、昔も今もこれからも旅をしていくのでしょう。 「 世界の旅 」 は今も継続中です。
 そして、旅に生きることが、わたくしにとっての最高の贅沢なのかもしれません。リタイアしたら自分が人生の主役。
 わたくしはまだ人生の主役になっていないと書きましたが、わたくしにとっては旅というステージが主役を演じるために与えられた場所なのではないか。そんな気がしているのです。主役も観客もわたしひとりの・・・・・。

●  「 為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の、為さぬなりけり 」
私(増澤)、今は亡き明治生まれの祖母から教わった唯一の教訓です。

躾けとか、ひたむきな努力とか、もったいないとか、美しい所作とか、日本人の世界に誇る美徳が失われつつあるのが悲しい。



● イギリスのグローブ・トロッターの白い鞄を携えて、パナマ帽を被り、生成りの麻のスーツで南の島を颯爽と旅したいと思っている。 ちょうどそんな時、目にしたVULCANAIZEマガジンの一文。

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◎ 旅にまつわる 名言・至言。


○ 旅は私にとって精神の若返りの泉だ
・・・ハンス・クリスチャン・アンデルセン。

○ 人が旅するのは到着するためではなく、旅行するためである          
・・・ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。

○ 旅の最大の悦びは、おそらく、事物の変遷に対する驚嘆の念であろう       
・・・スタンダール。

○ 旅は真正な知識の偉大な泉である
・・・ベンジャミン・ディズレーリ。

○ 世界は一冊の本にして、旅せざる人々は本を一頁しか読まざるなり
・・・アウレリス・アウグスティヌス。


● 旅をする。 人も建物も自然の一部だと確認する私の旅・・・・・それが楽しい。
そして、ウダウダした気持ちでは旅を楽しめない。旅は寛容を教えてくれる。                                                                      
  
Posted by masuzawa05 at 10:03Comments(0)
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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