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増澤信一郎の心模様

2009年11月30日

ジョアン・ミロ展

1-1
    





 ● ほっこりとした、綺麗な色で、つまんで食べれば心は天空を羽ばたき、
あたり一面  黄色・青・黒・白・赤で塗りこめてしまう。

 子供が描いたような天真爛漫な ‘ 赤い鳥 ’を見たくて出かけた。
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◎ 下手にもかかわらずというのではなく、むしろ下手だからこそ私は画家になりたかったのです。なぜかというと非常な努力が必要だったからです。そこには必然的に戦いがあったわけですが、私の人生の場合いつも戦いが私を引っぱっていってくれたのです。私は画家になりたかったのです。絵に専念したかったのです。・・・・・ ジョアン・ミロ。


 ○ 性: 数字の3を男性、13を女性に例えました。3を睾丸、13を乳房になぞらえ、三位一体と復活を象徴するととらえたのです。
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3










● 私事で恐縮ですが、いろいろ症状が出て先日前立腺癌と自分で疑って病院に行きました。結果、癌ではなく少しの肥大と石灰質の小結石があるということで、歳だから毎年誕生日にチェックしたらいいと。言われました。そのときの先生の説明スケッチがまさしく ‘ 3 ’ だったのです。やけにリアルな絵を思い出し、苦笑してしまいました。

 ○ 天体: 数字の9、紺碧、女の性/燃える華、星、流星、三本毛、はそれぞれ天体に位置づけられたイメージとしてミロの作品に登場します。 「 星 」 はとりわけ魂を象徴する代表的なシンボルであり、精神の力 ( 光 ) と肉体の力 ( 闇 ) との対立を示すものとしても描かれます。
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 ○ 鳥 ( Bird )
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 ○ 女、鳥、星 ( Woman  bird  star )
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 ○ 人物 ( Figure )
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 ○ 黒の亡命者 ( The exiled black man )
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 ○ 夜景の人々と鳥たち ( Figures and birds in a landscape at night )
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 ○ 頭部 ( Head )
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 ○ 希望の星を囲む鳥たち( Birds surrounding the star of hope )
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  ● 私(増澤)、はなから赤い鳥を囲む星たちと思っていました。そう見えてしまう。
    まあ、イメージとしてはどっちでもいいか。


◎ 「 物体は開かれなくてはなりません。半ばめっきをかけたようなその内部をさらけだし、これまでずっと隠されていたものを露呈し、その物自体を、その本質を、暗い実体のなかで紺碧へと押し出すのです。 」  ジョアン・ミロ


 ○ 風景( Landscape )
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 ○ 4つの色 ( Quatre colors aparien el mon )
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◎ 「 物の神聖な本質、その魔法の意味を見出そうとしない限り、私たちは今日人々に与えられている、心を鈍くする方法を増やすだけです。 」  ジョアン・ミロ


 ● 私の描いた 『 ミロ爺さん 』 です
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◎ 最後に彼はこんな風に述べています:

 私は夜夢を見ませんが、アトリエにいるときは夢の真っ只中にいます。夜は赤ん坊のごとく “ 寝んね ” という感じです。でも仕事をしているとき、目が覚めているときは夢を見ています。女房に話しかけられてもいつも私はうわのそらです。
  

Posted by masuzawa05 at 09:50Comments(2)
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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