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増澤信一郎の心模様 石井建築事務所ブログ

2008年12月29日

適切な言葉

20071217170029_00001

     

     






日経の 「 交遊抄 」 にオリックス副社長・梁瀬行雄さんのこんな一文がありました。

米国人 Dさんとは長い付き合いである。カリフォルニアのビーチボーイとして育ったためビーチから離れられず、会社をホノルルに移し、いまはアロハを正装として仕事をしている。

折に触れて寄せてくれる便りはいつも心ニクイ。A銀行のトップのときは
「 Do the right thing 」。 孤独だったが 「 自分が信じることをやりなさい 」 という彼の言葉に勇気づけられた。

 頭取を辞任したときには
「 Congratulations ! 」。 「 おめでとう、ひと仕事終わったね 」 と言われて気持ちが落着いた。

 オリックスに再就職したときには
「 Smartest choices 」。 「 一番賢い選択だね 」 とのメッセージを贈ってくれた。

 楽園の哲学を持ったDさんとの交わりをいつも楽しみにしている。と結んでいます。  
( 余談ですが最近オリックスの社長になったのを新聞記事で読みました )



 シンプルで心温かい言葉

私、そういう言葉を人生の岐路に寄せてくれる、外国人の友達を持ちたいものだと思っている。

そして、去り行く所員にもそんなつながりを残したいと思うのだが・・・・・。
人生の経験・見識が私に 幅と重み を与えてくれるだろうか、 そこが問題だ。
  

Posted by masuzawa05 at 09:11Comments(0)

適切な言葉

20071217170029_00001


 


    

     


日経の 「 交遊抄 」 にオリックス副社長・梁瀬行雄さんのこんな一文がありました。

米国人 Dさんとは長い付き合いである。カリフォルニアのビーチボーイとして育ったためビーチから離れられず、会社をホノルルに移し、いまはアロハを正装として仕事をしている。

折に触れて寄せてくれる便りはいつも心ニクイ。A銀行のトップのときは
「 Do the right thing 」。 孤独だったが 「 自分が信じることをやりなさい 」 という彼の言葉に勇気づけられた。

 頭取を辞任したときには
「 Congratulations ! 」。 「 おめでとう、ひと仕事終わったね 」 と言われて気持ちが落着いた。

 オリックスに再就職したときには
「 Smartest choices 」。 「 一番賢い選択だね 」 とのメッセージを贈ってくれた。

 楽園の哲学を持ったDさんとの交わりをいつも楽しみにしている。と結んでいます。  
( 余談ですが最近オリックスの社長になったのを新聞記事で読みました )



 シンプルで心温かい言葉

私、そういう言葉を人生の岐路に寄せてくれる、外国人の友達を持ちたいものだと思っている。

そして、去り行く所員にもそんなつながりを残したいと思うのだが・・・・・。
人生の経験・見識が私に 幅と重み を与えてくれるだろうか、 そこが問題だ。
  
Posted by masuzawa05 at 09:10Comments(0)

2008年12月22日

松本のレストラン・ひかりや

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 蔵と民家を改造したフレンチと和食のレストランで、空間設計家、高取邦和氏(東京芸大出身、スーパーポテト共同設立を経て高取空間計画を設立)が建築計画を指揮。

 これは配置プランです

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 路地です

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 フレンチ・レストラン内部です

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 和食レストランのかまどです

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 古民家を再生してモダンレストランとして使う、なんとも懐かしく落着くのは何故だろうか? 時を経た木肌のぬくもりに心が安らぐ。 外を歩く、露地が在る、光の濃淡、温かい灯り、もともとそう在ったような別棟のつながり、モダンな機能の付加、木々や下草のあしらい、アンバランスのバランス。大切なのは空間設計。
                    
ヒカリヤ・ヒガシは和食で、我々はヒカリヤ・ニシのナチュレフレンチでランチを摂った。KIJ ( Kushi Insutitute of Japan ) 認定の日本初レストランとあります。3日前に予約すればマクロビオテックランチが食べられます。 ( マクロビオテックは穀物や野菜中心の、健康と長寿の為の食事療法でクシ・マクロビオテックは世界的権威です )

● ランチメニュー

 冷前菜 ( 昆布〆にした白身魚のカルパッチョ、四種コショウのソース )

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 温前菜 ( オリーブパウダーと地野菜のサラダ、新バーニャカウダーのソース )

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 お肉料理 ( 小谷野豚のロースト、花梨のピューレ添え )・・*お魚からも選べます。

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 デザート ( ニューヨークチーズケーキ、ベリーソルベ添え )

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 〆て4500円のコースでした。ギラギラした人には向かない、さっぱり・すっきりとした健康的なランチでした。



◎ せっかく松本まで来たからにはと伊東豊雄さんのまつもと市民・芸術館を見学してきました。

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 軽やか・のびやかで 公共建築のわりには 「 権威的な感じ 」 でないのがいい。
  
Posted by masuzawa05 at 10:08Comments(0)

2008年12月15日

家具について・その2

家具好きの私としては、以前から四国桜製作所の永見会長さんの作る ‘ ナカジマチェアー ’の古武士然とした、日本刀のような切れ味のアメリカンブラックウォーナットの椅子が気に入っていて、設計した旅館に度々使わせてもらいました。          
似ていて( 失礼かと思いますが )リーズナブルプライスの椅子が無いかと探すと、彼の椅子に巡り合うのでした。

和の趣があって、夫々の職人の丹誠な技が光り、気楽に使えてそれでいて温もりのある木の椅子は、私が望む 数奇屋ばなれした倭人空間には合うと思っている。

ナカジマチェアーほど堅苦しく身構えなくても、気楽に使える椅子としては重宝していたのですが、椅子が持つ縁といいますか、岩倉さんの名前は存じ上げていたのですが、名前と作品としての椅子がイコールにならないまま今日まで・・・・・。
            
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建築デザイナーとして「 明神館 」 「 ゆどの庵 」 等をコーディネートされ、一度お会いして話を聞きたいと思っていたら、IPECの デザインセミナーで 『 日本発のデザインブランディング 』 と題した講演があるというので行って、お会いして名刺交換してきました。
   
こちらも商売柄同じ建築の土俵で競うのはやぶさかではないのですが、家具についてはなかなかの商売上手、手ごわい方とお見受けしました。

 60台後半の人かと思っていたら、私よりも一歳年下でした、貫禄があるのでそう見えるのでしょう。 ( なぜか最近、他人の歳を気にする私です )


● 来し方 30歳代、40歳代、50歳代、これからの60歳代 それぞれの時代を生き、椅子作りに励み、そしてこう述べています。


○ ぬくもり とか 木とかはイヤで冷たい家具を創りたかった「 モダンデザイン 」の時代 (ROCKSTONE)

○ 職人とのコラボレーションによる 「 リデザイン 」 の時代 (TAKAYAMA WOOD WORKS)

○ 海外生産(素材と職人)と日本的要素の融合の時代 (楽風庵)

○ 職人技術とその伝統にデザインを吹き込む (KAMO)
  桐箪笥:湿気よけ、虫よけ、火よけ、くさらない。日本発世界へ。

○ 最高級の無垢板を「 デザイン 」する (無垢―KEYAKI・DESIGN)

いろいろと 多方面に夢が拡がる。


 私(増澤)、昔 「 季一遊 」と言う旅館で半・ラブチェアーというソファーを作ったことがあります。これは単純に1.5人分のソファーでしたが、ちなみに『 ラブソファー 』は彼の命名だそうです。二人用ではなく、あくまでも一人用のソファーであり、『 一人用+?=LOVE 』 と解釈して欲しいとのこと。

 世界に向けて稼ぐには

「 あわてず 」
「 あせらず 」
「 しんぼう 」  そして  「 いばらない 」

ものづくり → ことづくり → 人づくり・ものづくり

 そして、日本の伝統職人に対する ‘ 熱いおもい ’と‘ おもいやり ’を抱く基本姿勢に奥ゆかしさを感じるとともに、職人気質という言葉が胸をよぎり、設計士気質という言葉が又、頭に澱み始めました。


行く末を想う年代になって、しょぼつく心に 活を入れられた。           
たのもしく 心楽しい セミナーでした。
  
Posted by masuzawa05 at 10:36Comments(0)

2008年12月09日

今どきの旅館に必要なもの・その16

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 老子 曰く:

「 壺は 中が空っぽで うつろ ( 空ろ・洞ろ・虚ろ ) なのがいい 」

「 何を満たすか楽しみだ  そこに 自ずと 用がうまれる 」


何も無い空っぽの空間

平面的にずれつつ                               
折り重なり合いながら                         
緩急自在に伸びゆく
時に雁行する

床のバリエーションに応じ                           
天井は高く低くつながる

もてなす側の想いが
めくるめく空間をうねる

それに呼応する
客の感動・嗜み が
しずかに、ときにはげしく 
脈打つ

ときに、建築は詩 (うた) であり、はにかみながらの洒落である

出来たときが すべて ではなく                         
出来て後 味わい深く輝き始める
ING 進行中 終わりなき旅
・・・・・・・・・・・・宿り。
  
Posted by masuzawa05 at 09:42Comments(0)

2008年12月01日

心に残る建築家の言葉・その20

 空を飛ぶ魔法の絨毯のような 建築。
                      
イメージが一人歩きして、それを可能にする技術が限りなく後追いしてゆくような・・・正直言って私(増澤)にとってはよく分からなかった建築。二十数年前に芝浦の倉庫街で開かれたダイコー照明のセミナーで話を聞いた思い出。

彼の世界に入り込むこと、知ろうとすることが、自分の価値観を壊されるような気がしていた。この歳になって少しずつ理解できるようになった。 自由さがいい。

141伊東豊雄     












建築の自由とリアリティーについて彼はこう述べています:

建築に自由なイメージを求めれば求めるほど、建築の保守的側面も、また浮上することになるのである。たとえば、私が 「 風に舞う一枚の布のように柔らかな 」 シェルターに覆われた建築をイメージしたとする。私はいかようにも軽快にそのイメージを描くことが出来る。しかし、それを建築的プロジェクトとして成立させようとすれば、物理的に安定した構造を持ち、機能上、経済上、法規上などさまざまな制度的制約が直ちに自由なイメージの前に立ちはだかってくる。だがこのとき 「 風に舞う一枚の布のような 」 形態をそのまま固定しようとすれば、きわめて表現主義的で重苦しいデザインとなってしまうに違いない。布のような、と言う言葉はあくまでもひとつのメタフォリカルな表現であり、このイメージにそった 建築的 な解決を我々は見出さなければならないのである。

 あるいはまた 「 サーカス小屋のように仮設的な 」 とか 「 虹のようにエフェメラルな 」 建築をイメージしたとする。この場合も、私は本当のサーカス小屋のように移設可能なテントの建築を求めているのではない。サーカス小屋ぐらい気軽で、存在の重みを感じさせない建築を求めるためにこのような表現を用いたまでである。

 建築的行為とは、常にこのようなイメージの自由と実体化への制度的支配の狭間に置かれている。今日のように両義的な生活を強いられる都市空間では、建築の両義的性格は一層不可避なものとならざるを得ない。建築はこの自由への幻想と現実の制約との間を揺れ動いている。しかし、いかに現実の制約が避け難いものであったとしても、我々は自由なイメージを描くことによって、一歩でもその支配からの離脱を繰り返さねばならない。この離脱への試みの中にしか建築や都市の未来像は見えてこないと思われるからである。

私(増澤) 軽さに隠れた彼の 『 理念 』 の重み、 『 執念 』 の激しさを感じます。


● これは仙台メディアテークの写真です。( 検証に行って来ました )

順に、外観→ダブルスキン外側ガラス→構造柱と階段→平面模型→妹島さんデザインの椅子

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図書館・市民ギャラリー・映像センターと視聴覚障害者の情報センターの機能を併せ持った集合体として計画されている、ガラス張りですからやたら明るく、分かりやすい建築物でした。 イメージを形にしたのは判るのだが????

 ご一緒した旅館経営者(秋保温泉のNホテル社長)の一言:
             
ガラスの清掃、熱効率、運営費等しっかり計算してやっているのかね〜 ・・・・・ 役所の建物だから出来るんじゃー困る!  

以前ここで書道展が有り見に来たが、明るすぎて書が ‘栄えなかった’との苦言。
私も多目的空間ゆえに、一理有りと思うのですが、明るくて面白いから・・・いいか!と、思ってしまう。

光と風のような建築と評したいところだが、透けた中に見え隠れする重い構造体を感じてしまうのは建築家としての感性に裏打ちされた批判精神であろうか。


 私(増澤)、以前‘ あかり ’について、「 照明器具が欲しいんじゃない、いい あかり が欲しいんだ! たとえば ‘ 人魂 ’ のように、必用な所にひも付きではなく、ポッと浮いて光っているような あかり 」と、確か長谷川照明の原沢君と話したことを思い出しています。

 イメージと具体的な技術との乖離を、どう解決し組み立てるか! そこが問題だ。  
Posted by masuzawa05 at 12:03Comments(0)
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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