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増澤信一郎の心模様 石井建築事務所ブログ

2008年07月29日

モディリアーニ(MODIGLIANI)展に行ってきました

   

イラスト     











 六本木に出来た 国立新美術館です。

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 創造の興奮に包まれた20世紀初頭のパリにおいて、イタリア人のアメデオ・モディリアーニは最も目立つ芸術家のひとりであったに違いない。流れるような黒髪に頬骨の張った完璧といえる容貌に恵まれ、男らしいボヘミアンの典型であった彼は、パリの美術界に登場してから15年にも満たない僅かな年月の間に多くの作品を残し、1920年に35歳でこの世を去った。

 うりざね顔の中にアーモンド状に切り込まれた翡翠色の目、瞳を描いていないので、シンプルな眼差しに吸い寄せられるように、画中の人物が私のきもち次第でいろいろに語りかけて来る不思議。

 見てきた絵にそっくりなヒョロ長の顔の ‘ 日本のおばさん ’ に ホールでいきなり出会って、 ビックリ!

犠蓮Д廛螢潺謄ヴィスムの発見

 ● ピエロの頭部 

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 ● 帽子をかぶった裸婦

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 ● 無題(鉛筆スケッチ)

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蕎蓮Ъ存嚇段階への移行(カリアティッドの人物像)

 ● カリアティッド

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 *建築用語でカリアティッドとは: 古くはアテネのアクロポリスにあるエレクテイオンの有名な人柱像にみられるような、リンテル(まぐさ石)を支える女性像のことをいう。

 ● 大きな赤い胸像

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珪蓮Р疆牢の時代(カリアティッドからの変遷―不特定の人物像から実際の人物の肖像画へ)

 ● クララ

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 ● 右手で頬杖をつくベアトリス・ヘイスティングス

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 ● 若い娘の肖像

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 ● 口髭の男(鉛筆スケッチ)

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 ● コンスタン・ルプートル

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 ● 大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ

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 ◎ 昼時なので3Fのポールボキューズのレストランでランチを摂ることにした。

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 ● 前菜:豆のスープ

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 ● メインディッシュ:仔羊肉ナヴァラン(煮込み)、春野菜とともに

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  フランスパンにはバターはつかなかった!( このパンはバター無しで食べるのだろうか? )
 「 別売りで 何々バター、600円をお付けしますか? 」 と ウエイトレス・・・・もちろん断って、パンに煮込みのソースをつけて食べた。 でも今思えば、どんなバターか味見してみればよかったかも!? 後悔先に立たずでした。

 ● デザート:ムッシュ・ポールボキューズのクレーム・ブリュレ

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 ● コーヒー(別売り)

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 締めて 3280円也。

特筆すべきはデザート、甘いもの好きな私にはたまらない(私、甘党でもあります)。表面をカリカリに焼いてとろけるような薄焼きプリン。濃厚な合わせ技の ‘ 旨・甘味 ’に完全にノックアウト! これは旨い、筆舌に尽くしがたい。

 レストランは98%が女性、平日だからさもあらん。後は初老のお洒落な身なりの紳士たち。私、昼休みを利用してせかせかと見て回るただのオッサン。

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会計時、見開きにポールボキューズの写真が載った、レシート入れ兼用のパンフレット。これは気が利いていてなかなかいい。                        
印象深く記憶に残る。ほか(旅館)でも利用できそうだ。

そして、ここは地下鉄から濡れずに行けるのがいい。
  

Posted by masuzawa05 at 10:30Comments(0)

2008年07月22日

大慈と大事


 いき ジー 『 粋 Z 』というファッション雑誌がある。

 青二才 禁止
 55歳以下は 読まないで下さい! と但し書きがある。 だから読んでます。

 その中の一文;

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世には、二種類の人が居ます。
根本が自己中心の人と、他者中心の人です。
前者は、あらゆる物事を自分のために用います。
後者は、自己をあらゆる物事のために用います。

前者は、どれだけ丁寧に仕事をしたとしても、
結局は自分の養分として使われてしまうわけですが、
後者はどれだけ傲慢無礼に見えたとしても、
それが他者を活かすことになります。
相手を活かしてこそ、大事 にしたと言えます。

自己を守るために、他者を犠牲にする人。
他者から奪うことしか考えない人。
そんな人は、意外なほど多くいます。

とはいえ、どちらの人も、
世で言うところの 「 成功 」 はできます。

いわゆる成功者にはむしろ、
前者の自己中心的な人が多いかも知れません。
しかし、人の本分は、
自己という素材を、育て、鍛え、
最高の状態にし、
それを、世のため 人のために、
使い尽くすことなのだと思うのです。

たとえば、自己を仕事の道具にしてこそ、
プロフェッショナルと言えるような気がします。
仕事を自己の道具にするのは、
なんとなく恥ずかしい気がします。

理想だけで終わらせず、
すこしでも、自己という素材を、
相手のため、世のために、使いたいものです。
そうしてこそ、人や物事に対して、
慈 の心を持てるのかも知れません。


* 大慈:(仏の) 大きな慈愛
* 大事: 重大な事件。普通でないこと。
      出家して悟りを開くこと
      容易でないこと。危ういこと。
      かけがえのないものとして大切に扱うべきさま。
      重要。肝要。
      (広辞苑より)

・・・・・・ 

何よりも自分が大事な私(増澤) としては 人間失格でしょうか・・・お慈悲を。


粋 Z(ジー)の雑誌の表紙を飾っていた ジョーが2007年9月に亡くなりました。65歳ぐらいと思っていたのに。 私もあんな風になれるかな?
                  
慎んで哀悼のイラストを贈ります。


129-1  
Posted by masuzawa05 at 10:21Comments(0)

2008年07月14日

心に残る建築家の言葉・その17

 丹下さんといえば、風貌からして全てにわたって順風満帆な、東大出のエリート建築家と思っていましたが、(エリートには違いありませんが) 大学入学では2浪、日大芸術学部に在籍しながらの3度目に目的を果たしたという事を今回知り、なにか人間臭さを感じました。大学受験の際 建築について、こう考えたと述べています;

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 建築というものを、私は初めて考えてみた。それは確かに理科の人間が進む分野であるが、同時に芸術とも大いに関係がありそうだ。自分の独自の感覚や夢も、仕事の中に十分盛り込むことができるだろう。これなら自分も、情熱を込めて取り組めるかもしれない。

 先生に相談してみると、先生も 「 それはいい考えだ。ぜひやりたまえ 」 と言われる。私はその言葉に勇気付けられ、つい先ほどまで文科転向で頭が一杯になっていたのもどこへやら、今度は、 建築、建築 と言い出すようになった。


 東京オリンピック室内競技場(代々木体育館)

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 建築物が抱える大空間は、ただ単に 「 そこに広がりがある 」 というだけでなく、そこを使う人々の気持ちとぴったり結びついたものでなくてはならない。 「 建築空間と人間精神のふれあい 」 である。だが、それを可能にする建築デザインとは何であろうか。私はこのころ、こうしたことをしきりに考え続けた。

 考えは必然的に ‘ 象徴 ’ という問題に発展した。振り返ってみれば、現代建築はいつのまにか、この象徴ということを忘れ去っているようにも思える。ひとついい機会だから、私たちがこの問題に真剣に取り組んでみようと考えた。この象徴という問題は、構造主義をさらに発展させ、人間性というものを一層深く考える立場ともいえた。


 オリンピックが終わってから、建築家には異例のディプロマ・オブ・メリット(功労賞)をいただいた。賞はもちろん大変ありがたかったが、そのときブランデージ会長が語られた次の言葉が、一層身にしみて感銘深かった。

 「 スポーツが建築家を鼓舞し、一方多くの世界記録がこの競技場で生まれたことでも分かるように、この作品が選手たちの力をかきたてたと言えるのではないでしょうか。この競技場は、幸いにも大会に参加できた人びと、また観戦することのできた ‘ 美 ’ を愛する人びとの記憶の中に、はっきりと刻み込まれるであろう 」

まさに、「 建築空間と人間のふれ合い 」 について、 「 象徴の意味 」 について、語った言葉であると、私には受け止められた。


 私(増澤)、建築家冥利に尽きる賛辞と思います。 
                 
又、丹下さんが自身の作品を他の建築家から批判されたときの返答に、こんなエピソードが有ったそうです:

「 わかりました。それでは、具体的に作品を作って私に見せてください 」と、言ったとか、言わなかったとか。 批判しただけでそんな風に言われたら困ってしまいますが、かなりの自信家とお見受けいたしました。( 近頃亡くなられたのが残念です )


 以前の鈴木都知事と丹下さんとの友好関係、都庁舎の設計。 そして今、再度の東京オリンピックを目指す、石原都知事の会合にピタッと寄り添う建築家 安藤忠雄氏・・・・       (黒川さんが亡くなられて)いいんでしょうか、 どうなんでしょうか。 全ては人脈と、営業から始まる。
当然うちなんかには声が掛からないでしょうし、また出来もしませんが、なにやら、面白そうではあります。


日本のお宿 のデザインにおいて‘ やすらぎ ’をどう象徴的に演出するか、それが問題だ! と思った次第です。
  
Posted by masuzawa05 at 10:07Comments(0)

2008年07月07日

マイウォーキング・その2

 今回は 「 伊東道 」 を紹介いたします。宇佐美から伊東への道ですが、歩いていて気になるのは、昔に比べて町なかに大樹が少なくなったことです、いろいろの理由で伐採されたのでしょう、大きな木を見ると何故か心が癒されるのですが・・・・。もちろん木が小さく見えるのは、子供のころに比べればこちらの体が大きくなっているので、そのせいかもしれませんが。
これは楠でしょうか

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 少し行くと八幡(はちまん)神社に出ます、2〜3年前の台風で社殿が壊れたので、今は小さなものが復興再建されています。入り口脇にひっそりと庚申塚(こうしんづか)があります。

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● 庚申塚: 路傍などに青面金剛(庚申)を祀ってある塚。三猿(さんえん)の形を刻んだ石塔(庚申塔)などを建ててあることが多い。三猿とは、見ざる・聞かざる・言はざるのことらしい。中国から伝わった道教による庚申信仰。
(道教:倫理や道徳の実践を通じて徳を積むことで、福禄と長生きを獲得します)


 この辺りから海沿いに出ます。道路と電車(JR・伊東線)が並走しています。

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 以前、伊豆沖地震で海中噴火のあった 手石島が小さく沖に見え、磯もの(ナマコ、サザエ)を採る小船の先に、平たく熱海市の初島が見えます。

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これは伊東市のマリンタウンのヨットハーバーです。そのうちヨットもいいなあと思いつつ、心は世界の海をセーリングしているのですが、 なにせ先立つものと船の操作が出来ません。

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およそ1時間で伊東駅に着きます

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宇佐美を11時ちょっと過ぎに出るので、丁度伊東でお昼時です。いつもは長寿庵と言うお蕎麦屋さんで、ミニざるそばと丼もんのセット( ¥1,155 税込み )を食べます。減量中ですから、ざるそばだけにしておけばいいものを、運動しているから いいか! とつい食べ過ぎてしまいます、しかしながらウォーキングの時は何故か和風ダシのものが合うように思います。
人気のラーメン屋や、野菜スパゲッティーや、喫茶店でのお昼の定食のときもあります。その後はアーケードを歩きながら、カフェ・グレコでティーオーレを飲みながらスウィーツをいただきます。カフェオーレではなく、たっぷりミルクのティーオーレが評判の店だったのですが、近頃のウエイトレスはミルクティーと勘違いしていて、しょうがない! 

以前はそのまま伊東駅から電車で一駅、自宅へ戻ったりもしましたが、最近は帰りも歩きます。


総行程 3時間 歩数15、000歩(約10キロ)、自宅に戻り温泉で汗を流して、夕食までの2〜3時間 うつらうつらに本を読むと、私の休日は出来上がりです。
  
Posted by masuzawa05 at 09:43Comments(0)
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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