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増澤信一郎の心模様

2006年05月29日

詩人の感性に学ぶ・その2

 「倚りかからず」 

もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくはない    
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ

茨木のり子さんの作品です。残念ながら先日亡くなられました。ご冥福を祈ります。
背筋がピンシャンとして、凛として媚びず、女性ながら野武士のような方だと思います。

できあいの考え方・できあいの造り方・できあいの建築・いかなる権勢、流行にも
倚りかかりたくはない。お客様のわがままを逆手にとってより良くデザインする。キーワードは不易流行

なんとなく生きてきて、学んだのは、 よく見聞きし判り・考え・そして忘れず、二本足でスックと立ち、広く世界に目を向けて・正義の為に生きる。なんの不都合があろう。倚りかかるとすれば

         詩人2
それは
緑薫る大樹の鼓動。・・・・・そんなふうに考えています。
  

Posted by masuzawa05 at 11:59Comments(0)
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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