2006年04月24日
K旅館に行ってきました
独鈷の湯
修禅寺と独鈷の湯でお馴染みの修善寺にこの旅館はあります。
私の高校からの友人の Mr・三須(ミスと読みます)が経営しています。
先日も朝日新聞に全面的に紹介記事が載っていました。また12チャンネルのワールドビジネスサテライトでも放映されていました。
趣味で始めた電車の模型を走らせる場所が欲しくて、30年程前から一部屋つぶして愉しんでいました。町外れ、二面道路と隣地に囲まれた角地の小さな敷地で、当然眺めもあまり有りません、もう俺の代で終わりだよと言っていましたが、電車模型オタクが嗅ぎつけて集まり始めて、今では大広間(小さい広間ですが)も止めて、電車を走らせています。
思う存分電車を走らせることが出来る旅館で売れています。
一応、始発と終電は有るそうですが・・・・。ここでは趣味が実益を兼ねてしまいました。
意外なところにお客様は有るものですね。
彼の元々の発想は地域で売る時代は過ぎた、それぞれの旅館が売り物を作らねばダメだ。との危機感と自分の趣味がそうさせたと言っていました。それも一理有りますが、旅が個人化・個性化して来た事による、時代のめぐり合わせを感じます。お金は関東より関西人の方が圧倒的に使うそうです、どうしてでしょうか、面白いですね。
バブルがはじけて、今こそ私は、‘地域’で売る時代だと思っています。そして、その場所を訪れたとき、地域色の有る個性的な旅館がそちこちに群れて在る・・・・・それがいい、そんな風に思っています。
伊豆に限らず、廃業が続く友達の旅館が多いい昨今、 青春プレイバック、久し振りの仲良し悪友との心休まるひと時でした。
PS、独鈷の湯が水溜りのような足湯になっていて、昔はわざわざ入りに行ったのに、残念!
保健所の指導とか・・・、日本の歴史とか文化・伝統は何処に行ったんでしょうね・・・ 。
何度台風で流されようとも、残すべきは残す。記念碑的、その場所でしか出来ないランドスケープ的施設のあしらいと存続・心意気に、人は旅情を感ずるのに。
Posted by masuzawa05 at
10:05
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