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増澤信一郎の心模様 石井建築事務所ブログ

2005年12月27日

年末の御挨拶

年末

 今年は私にとってブログ元年でした。
 色々考えをめぐらすことによって、良い作品が出来そうに思えます。
 
 来年も建築を通じて、皆様と良きコミュニケーションをとれるよう、精進したいと思います。


                           2005年12月27日
                             増澤 信一郎  

Posted by masuzawa05 at 12:53Comments(0)TrackBack(0)

2005年12月26日

 数奇屋考

 建築学としての数奇屋建築論は高名な先生にお任せするとして
ここでは現代風 数奇屋普請について、私が普段心がけている事について言及するに留めます。

 それらは、 浮き(軽い・浮いている)・ 透き(透けている・後に見える)・ 抱き(小口の処理・回り込み)・ 華奢(一見弱々しく、それでいてしっかりとしている・・・まるで貴方の奥さんの様な・・・!?) などで表現される、軽快・精妙・洒脱な世界。
 
 数奇屋は数奇であり、透きであり、好きでもある。茶室に見られるように、元々は何ものにも囚われることなく、自由・勝手、好きにやったらいい。

 そしてアンバランスのバランスと言われる如く、用の美を精妙に崩して後、バランス良く、秘密めいた数奇な世界がサラッと現出できれば正解でしょう。

 数奇屋は庭や自然・人の動きまで、いろんなものを取り込んで無限に拡がる情念の産物なり。

わび・さび・きれいさび・・・美しさ・・・地味派手。若輩には奥が深すぎます。

数奇屋  
Posted by masuzawa05 at 10:08Comments(0)TrackBack(0)

2005年12月12日

民家(民芸)考・その3

民家03   
 民家の特色

一、 木割が太く、構造むき出しである。(柱と柱の間合い、バランスが大切である)構造そのものが意匠となるので、柱割で空間の善し悪しが決まる。

一、 大きな柱、梁組みで空間を先ず作り、各部屋はその大空間を割りとって作る在来軸組み工法である。

 現代の機能住宅は、特定の機能を持った部屋をつなげて、その上に屋根を掛ける手法を取る。その為間取りと屋根のバランスを常に図りながらプランしないと、おかしな・美しくない屋根・外観となる。
 民家は構造・屋根掛けの論理からして、シンプルであるが内部は変化に富み、非常にフレキシブルな空間作りと言える。

そして人が民家の魅力にとりつかれる主な理由に、懐かしさがある。木割り太く、ごつい感じのする、それ故に耐久性の有るフレキシブルな大空間を行きかう‘気の回り風’・・・
 逞しく幾百年を経てきた中で醸し出される、人の香りであり、生活の中で磨きあげられた親しみのある色合いである。

 人が素朴な民家や民芸に惹かれるのは、建築家のいわゆる和風数寄屋建築に対する‘いじくり’が時に「うるさい!」と感じるからでしょう。
 複雑な時代になればなるほど、磨き上げられたシンプルさを求めるのかもしれません。

 私自身に対する戒めの言葉としたい。

 今は空間を似せ、古材風に仕上るのではなく、現代の材料を使用して、民家の持つ‘ふくよかな心意気’を形に表すことを心がけています。
  
Posted by masuzawa05 at 10:41Comments(0)TrackBack(0)

2005年12月05日

民家(民芸)考・その2

民家02
   
 忘れかけている事々
 
一、 空間の気配;和風の住宅では、換気・通風の為でしょうか、室内で風が回らなければいけないと言われます、どんなに閉め切った部屋でも風は動いていなければいけないのです。そして、ここが難しいところですが、その風は動いていると分かってはいけないのです。(欄間・隙間風の効用)

一、田の字の家;平面に於ける対称性を無理に完璧な形で保存してはいない、むしろ其れを精妙に崩してゆく 三つのポイントが有る。
  
* 所作と呼ばれる人の動きや
* 陰影を伴う光の演出や
* 心遣いを伴う視線の制御 によってである。

一、 間取りとしつらえ

* 我々はこんな風に‘間取り’と言うものを非常に上手くとって、この‘間’に上手に住まいながら、ひとつの文化を成してきた。
* 不特定な何もない八畳の空間は、ある時は居間であり、客間であり、主人の寝室であり、病気の時の子供の病室でもあった。


壁で区画しない日本の住まいにあっては、生活空間の設えをしつらう心配りと、見ても見ないふりが出来る奥床しさが有った。これって大切なことだと思いますが、如何でしょうか。

  
Posted by masuzawa05 at 15:21Comments(0)TrackBack(0)
心を形に表す
建築空間にはいろいろの「想い」がある。
具体的な平面から容積のある空間へと立ち上げるさまざまな作業の中で、オーナーの使い勝手や心情が、私の心を通して色づいていく。
思い入れ豊かに熟成された建築空間には、オリジナルでしなやかな空気が息づき始める。
豊潤で美しく、時に凛々しい。
機能的であることは大切なことですが、美的な創意工夫も大切な要素です。
そう思いながら設計しています。


増澤信一郎
S22年10月11日生まれ
芝浦工業大学建築工学科卒業
静岡県伊東市宇佐美在住
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